あらすじ
闇の街跡で謎の黒男を倒し、尋問中
マルク「あんな所で何をしていたの?」
マルクが尋ねる
「我々は任務の為に闇の遺跡を調査していたのだ。ナティール様のご意向もあってな」
ラーフ「ナ、ティール?」
ラーフが顔を歪めて尋ねた
まるで嫌な思い出を掘り起こされたような顔だ
知っているのだろうか?
「あ、ああ。ナティール・アルタイル様だ。我らがナイトメアの幹部だ」
ひろりん~「ナイトメア・・・。アルハマの組織の名前だ」
カイル「あの魚野郎の組織?!いよいよ気が抜けないな」
前回のリサーチで奴らの組織について小耳に挟んだ情報だ
『世界を壊す素敵な夢』
アーシェの兄がそんな事を言っていた気がする
マルク「ナティールアルタイルだとっ!?」
マルクはどうやらその幹部が気になっているらしい
かなり切迫した表情だ
アスラン「に、兄さん?」
マルク「ナティールって、まさか光のっ!」
マルクが尋ねようとしたその時!
ヒュインッ!と
風を切る音
と言うよりもレーザーに近い音だった
それと同時に、光る筋が黒男の脳天を貫いた!
まなひよ「なっ!」
ショイチ「そ、狙撃?」
ラーフ「いや違う。これは・・・」
どうやら口封じの為に殺されたらしい
一瞬にも満たない
まるで光速のような一撃
尋常じゃない魔力を感じた
悟空「違うってどういう事だよ?」
ラーフ「これは光の大精霊、ナティール・アルタイルの力だ」
アスラン「ひ、光?」
新たな大精霊の存在
ドラクエ7にだって、光等という大精霊は居なかった
今の一撃は、『光』
一種のレーザなのだ
ラーフ「これは、まずい・・・」
ひろりん~「何がまずいの?」
まなっち「ひろりん~は美味しいけどさ」
全力でまなっちを無視し、話を続ける
ラーフ「ナティールは性格が陰険でどす黒いんだ。あいつがやる事なんて大体決まってる。
十中八九アルバートを解放して暴走させるつもりなんだよ」
ペリ「闇の大精霊を、暴走させる?」
絵本によれば、それは光の大精霊に封印されているはずだ
それを暴走させる事に何の意味があるのだろう?
ラーフ「いいかい?光の大精霊は闇の大精霊を封印した張本人なんだ。
優しかった彼を疑いたくはないけど、恐らく解放したとたん、彼は憎しみのせいで光の街を消すつもりなんだ」
過去の復讐
それはアテナによって封印された怒り、憎しみなのだ
300年間の孤独
それは耐え難い仕打ちだったはず
チト「で、でもどうして光の街がおそわれるって分かるの?」
きょうすけ~「光の大精霊の名前はアルタイル。つまりその人が創った街。復讐の格好の標的って事だよ」
親友であったラーフにしか分からない彼の心の中
それはあまりにも深すぎる闇だったのだ
出口のない迷路のように
居場所を求め
ひたすらに破壊を繰り返す
それが今の彼なのだ
ラーフ「だからこそ一刻も早くナティールを止めて、アルバート復活を阻止しないとダメなんだよ!」
どぉぉぉぉぉん!!!
突如鳴り響く地響き
激しい揺れが辺りを遅う!
りな「地震・・・じゃないよこれっ」
ひろりん~「魔法の、類だな」
そしてその音の大きさが
魔法の威力を物語る
地下で何が起こっている?
早速一行は闇の地下都市へ突入する!
驚くべき事に、目の前が見えるほどの明るさに包まれていた
地下はもっと真っ暗だと思われていたが
だが、気にしてはいられない
魔法の回数も、音も、だんだん近くなっていくのが分かる
誰が何と戦ってるのか分からないけど
良い事態じゃ無いことは確実
音のする方向へ駆けていく一行
街の襲撃も
大精霊復活も
全部阻止してみせる!
その音がだんだん鮮明になってきた時だった
魔法使いが、見えた
それは見覚えのある人物
まさに探し求めてた
因縁の人物にして
宿敵
ひろりん~「あ、アルハマッ!!?」
アルハマ「嘘だろおい!バットタイミングッ!」
紛れもない魔王だった
次回、魔王vs希望の冒険者達
まさかここで魔王と遭遇するなんて・・・
次回からいよいよヒートアップ!
前置きで7話使っちゃいましたけど
ここからが本番です!
アルハマ「お前らの相手してる暇は無いんだって!」
りな「流星棍っ!フロストブレード!」
ゆかり「ど、どういう状況?」
きょうすけ~「うわぁぁぁっ!」
フェン『敵2体来ますっ!』
ひろりん~「もう、逃がさないっ!」
ラーフ「きっ、貴様ぁぁっ!」
まなっち「ここから先は通さないよ!」
?「悪いけど、彼は追わせない」
ナティール「前座が出しゃばってるんじゃないわよ」
悟空「ああっ!」
??「この肉体は、俺が支配した」