あらすじ
ルナが地盤ぶっ壊してみんな落下~
きょうすけ~「うぅっ・・・生きてるよね・・・」
全身に痛みはあるものの、きょうすけ~は無事だった
落ちたところが幸い湖だったのが功を奏したようだ
ずぶ濡れになったが・・・
こんな所に湖がどうしてあるのやらと
疑問を残しつつ辺りを見回す
見ればそこにはアスランとマルクが倒れているのが見える
急いで二人の元へ駆け寄るきょうすけ~
きょうすけ~「大丈夫二人共!?」
アスラン「だいじょばない・・・」
マルク「同じく・・・」
二人は何とか体を起こし、全身の水を払う
凍えてはいけないと思い、アスランが全体にフバーハをかける
暖かいヴェールが三人を優しく包み込む
マルク「お前、そんな呪文も使えるの?」
アスラン「え、ああ。レベルアップしたら勝手に覚えたのw」
レベルアップしてフバーハ覚える職業なんて数職だ
ましてやレイピア装備など夢のまた夢である
この人職業何なのでしょう
とにかく地下都市は地下にも広がっていた
ここにいてもなんなので、進んでみることになった
ルナ「ネイチャーウィップで何とかなりました・・・。ごめんなさいっ!
勝手に地面壊して、はぐれちゃって・・・」
謝罪するルナ
彼女のおかげでここにいる面々は植物のツタで助かったのだが・・・
チト「そんな落ち込まないでさ。ルナのおかげで助かったんだし」
フェン『そそ。気にしないで♪』
カイル「ひぃぃっ!」
いきなりカイルが野太い声で叫ぶ!
ルナ「て、敵ですか!」
カイル「お、俺・・・オカルトマジ無理・・・ひぃぃ!幽霊っ!」
三人「へ?」
皆さんご存じ、カイルは極度のオカルト恐怖症
アンデットモンスターを前にして気絶するレベルなのだ
先程まで明るかった地下都市も
ここまで来たら薄暗くしめっている
不気味極まりない
カイル「ぜっ・・・前衛はフェンに任せた・・・・」
フェン『はぁ?』
ここまで来るとカイルの洞くつ内での必要性が疑わしい
仕方なくカイルを最後尾にして先へ進むことになった
チト「早く合流できればいいんだけど・・・」
ひろりん~「うぅっ・・・。はぐれちゃったね・・・みんな大丈夫?」
りな「大丈夫ですっ・・・いたた・・・」
悟空「極めて気分悪いです」
ショイチ「ううっ・・・同じく・・・」
ラーフ「そりゃ俺が時間止めたせいだよwいててっ・・・」
ラーフは着地寸前に素早く時間を止めて、みんなを安全に下ろしたのだ
本人は地面に直撃だったが・・・w
薄暗い光に照らされつつ、起き上がる一行
どうやらはぐれてしまったらしい
どうにか合流できればいいのだが・・・
とにかくこのチームも先へ進むことになった
まなひよ「レビコーパス!」
素早く杖先から放たれた呪文により、地面すれすれでみんなはその動きを止めた
まなひよの浮遊呪文だ
ウィリアム「危ねぇっ・・・」
まなっち「ひぃぃぃ・・・」
ペリ「危なかったねぇ」
一行はゆっくりと立ち上がり、辺りを見渡す
暗がりで前が見えないが、地下都市がまだ地下にあったとは・・・
まなひよ「ルミナス・ライト」
杖先の光が先導するかの様に道を照らしていく
こう言う時、魔法は便利だ
光に照らされ、あらわになったのは300年前の建造物の数々
それに大規模
地下にこんな遺跡が隠されていたなんて・・・。
とりあえずみんなと合流するのが先決だ・・・・・・
と、他のパーティーと同じ事を考えていた
その時だった
アルハマ「ううっ・・・ゆかりぃ・・・大丈夫?」
ゆかり「だいじょばない~」
後ろから聞こえてきた会話
まさか・・・
魔王と一緒に落ちてしまった様です
みんな「ええええぇぇえ!!?」
二人「ほわぁぁぁぁ?!!」
お互いの声にびびる一行
即座に武器を構える
ウィリアム「観念しろ!」
まなっち「そ、そーだそーだ。おっさんが言ってるんだから間違いはなぁい!」
ペリ「そのマイペースさが心強いわ・・・w」
アルハマ「ま、待てよ!今はお前達と戦うのはっ・・・!」
焦る魔王にお構いなしのまなっちが、即座にナイフを構え飛翔する!
まなっち「こっちにはそれなりの恨みってものがあるのよっ!」
上空から確実に喉元を掻ききる!
武器も構えていない二人に遅れは取らない!
キィィン!
その直後、さらに現れた刺客にその一撃を封じられる!
まなっち「うわぁっ!」
謎の攻撃に慌てるまなっち
空を舞うナイフ
その刺客は平然と佇んでいた
ウィリアム「誰だ!」
「名乗る様な名は無いわ」
口調から察するに女性だ
それに変声期で声を変えている
ペリ「この人、アルタイルで会ったラティスさん!?」