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光の魔法使い

ひろりん~

[ひろりん~]

キャラID
: LK276-113
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔法使い
レベル
: 85

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ひろりん~の冒険日誌

2015-08-03 14:05:24.0 テーマ:その他

アストルティアオブクエスト第4章第19話~回想2 人間とは~

あらすじ
アスランが見ているのは過去の記憶
二人の神はそれぞれの街を築き、繁栄させていった






温厚で優しいアルバートはある日
同じ大精霊であるクライを自らの街へ招き入れた

クライ「俺ってこういう賑やかな所嫌いなんだよねぇ」
アルバート「そうやってすぐ時間止めたがるんだからw」

時間を止めれば、彼の嫌いな街の賑やかさも静寂へと変えられる

まあ、今回はそんなクライの人間嫌いを治そうという試みで
アルバートが自分の街へ招き入れたのだ


こいつに少しでも人間のすばらしさを理解出来ればいいのだが・・・


少年「ゼロ兄ちゃん!かくれんぼやろうよ!」
不意に街の子供達がアルバートの元へ集まってきた
こういう事はしょっちゅうあり、アルバートの楽しみでもあった

アルバート「えぇ~。俺強いぞ?」
少年「大丈夫!今日はとっておきの隠れ場所を見付けたから!」
アルバート「そっか。じゃあ1分待つからその間に隠れろよ?」
子供達「うん!」

そう言って子供達は一斉に街へ消えていった



クライ「戯れ事も大概にしろよ。ガキと遊んでてよく飽きねぇよな」
その光景を見ていたクライがばかばかしそうに呟く

アルバート「そうかなぁ。俺は楽しいよ?」
クライ「ってかお前の『闇素探査』使えば10秒もかからずに全員見付けられるだろ?
それこそ時間の無駄だね」

確かにその術を使えばすぐに子供達を見付けることが出来る
それにこの街の創生者はアルバートだ
街の構造など全て把握している
何が面白くて
何が楽しいのか
彼には全く分からなかった


アルバート「なぁ。人間って確かにすぐ死んじゃって、その間にやることに何の意味もないって、俺も思っていたことがあるんだ」
クライ「だろ?」

アルバート「だけど、人は沢山の事を考えて沢山の繋がりを持って沢山の繋がりをつくりあえる素晴らしい生き物でもあるって、最近は思えるようになったんだ」
クライ「?」


クライは「何いってんだこいつw」と言わんばかりの形相でこちらをみている

アルバート「だからさ。もしお前に人間の『宿主』が出来たときはさ。
お前にも分かるようになるさ。人間のすばらしさが」
クライ「ばっ、馬鹿!誰が人間なんかの宿主に・・・」

独り身のクライには宿主と契約を結ぶことなど考えても居なかった事だ
だが、クライもその力のせいで孤独を覚えていた
誰かと繋がろうとして
今、ここにいる


クライ「はーっ・・・分かったよ。お前が人間フェチだって事が」
アルバート「んなっ!」

クライ「人間も悪くねぇのかな・・・」

ボソリと呟いた
会話にならない声が、人々の喧噪に溶けていった


クライ「ありがとう。今日は呼んでくれて。あともう1分軽く過ぎてるぜ?」
アルバート「げげっ!急いで探さないとお金を集られるぅっ!」
クライ「お前大精霊としての威厳はどこへ行った笑」







ー光の街アルタイルー
光が差し込むステンドグラスの下で、アテナは一人佇んでいた
アテナ「あら、貴方もこの街を見学してみたい?私達の街を」

誰も居ないのに一人話し出すアテナ
神々しい空間に神聖なオーラが漂うこの空間
普段は宗教団体の幹部ぐらいがたまに訪れる程度だが


ナティール“ええっ?いいの?この体まだ使っていたいでしょ?”
アテナ「なんだか飽きちゃった。暇だからこの体また使って良いわよ」
ナティール“私にこの体使わせるとろくな事がないわよ?”
アテナ「構わないわ。じゃあ、この体をどうぞ」

甘美な声と共に目の色が金色から血の色に近い赤色に変わった
それは全くの別人
もう一人の自分に体を譲渡したのだ




ナティール「あ~っ、久々の体ぁっ!懐かしい~!」
アテナ“それでこの体を使って何をするの?陰険な貴方が何をするか何てたかがしれてるけど”

アテナがナティールに問いかける

ナティール「え~っ?そうだなぁ~っ。まず人間の絶望しまくった顔が見たいわぁ~っ!
あの顔!あの表情!一度味わうと止められないっ!!」
アテナ“相変わらずの変態っぷりね”

ナティール「ねぇねぇ!この街の人間を全員魔物にしちゃいましょうよ!」
アテナ“私の街よ?何言ってるの。駄目よ”

アテナにそう言われしょげるナティール

ナティール「じゃあ、さ。隣町なら破壊してもオッケーよね?」
アテナ“まぁ良いけど。何するつもり?”


そう聞かれてどす黒い笑みを浮かべるナティール
ナティール「さいっこうのシチュエーションを思いついちゃった!」
アテナ“若干時々ごくまれにあんたと『この体を共有している』事に後悔を覚えることがあるわ・・・”




そう、彼女たちは二人で1つの体を使用している
一般的に言えば『多重人格』なのだ

ヴェガの街に絶望がふり下ろされようとしていた
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