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光の魔法使い

ひろりん~

[ひろりん~]

キャラID
: LK276-113
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔法使い
レベル
: 85

ライブカメラ画像

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ひろりん~の冒険日誌

2015-08-20 17:10:05.0 テーマ:その他

アストルティアオブクエスト第4章第24話~自滅の道へ~

あらすじ
アスランはアルバートと戦い、そして彼を止めた







自分はなんなんだ?
なんだったんだ?
そもそも何故自分は今泣いている?
わからない
全てわからない

白紙のテスト用紙が頭の中に生成され
何かがざわめき
思考を書き散らす


アルバート「全て・・・無駄だった?」


そう、300年間の呪縛から解放されたのに
立ちはだかったただのガキに
戦いに敗れ
諭され
そして泣いている

こんな事ミキが喜ぶはず無かった
そんな事、分かっていたことだ
自分を失っていた
それを今更理解したところで
自分に居場所なんて無い

居場所を求めること自体間違いだったのだ



自分は、望まれない存在だ



いきなりアルバートはアスランを押しのけて走り出した!
その先は昇降板のあった吹き抜け
まさか・・・!



アスラン「待て!やめろ!」


とっさにアスランが叫ぶ
彼はあの吹き抜けに飛び込んで自殺するつもりだ

居場所のない迷路に追い込まれ、そして自滅の道を選んだ
そんな事させない

死ぬのはお前だけじゃない
そんな事、ミキも望まないはずだ!


急いで追いかけるアスラン
だが、どう見ても間に合う距離じゃない!


アスラン「きょうすけ~!地形変化!」
きょうすけ~「むっ・・・無理だ!もう魔力が残ってない!」


魔力が底をつき、倒れ込むきょうすけ~は悲鳴のような声を上げる

こうなったら自分の足を信じるまでだ

おもむろにレイピアを取り出し、簡単な遠距離技を発動させる!
アスラン「止まれっ!ウィンドランス!」


その攻撃はアルバートの足を掠め、その動きを一時的に止めた
だが、すぐに自滅の道へと走り出す

そして、飛び降りる!



アスラン「届けぇーっ!!」















無意識に伸ばした右手がアルバートの左手を掴んだ
アルバート「は、離せ!死なせろ!」
アスラン「暴れるな!長く保たない!」

握る手が痛い
保ってあと30秒
それまでに引き上げなければ!



アルバート「俺は望まれなかった、誰からも!もういいだろ!楽にさせろ!仮初めの死を持ってこの記憶を抹消させてくれ!」

アスラン「意味の分からない理屈はどうでもいい!それもミキは望んでない!」

アルバート「ああそうかよ!じゃあ教えてくれよ!俺はどうすればいいんだ!えぇ!?」

アスラン「そんな事生きて自分で考えろ!君は君のままでいい!だから早く!この手を掴んでくれ!お願いだから!」


そう言って、アスランは左手をさしのべた











ツルッ



汗が、アルバートとアスランのリンクを断ち切った
滑り落ちる手
絶望のシルエット
そして、助けを求めるようなアルバートの必死の形相


アルバート「助け・・・・・・っ」










アスラン「あああああああぁぁっ!!!!」
喉がかれるほど叫んだ
何一つ守れなかった

悟空もマルクもアルバートも、みんなの思いも
自分は最低な人間だ

自分をひたすらに呪い、蔑み、憎悪の炎に焼かれた





ビュォッ!!!




刹那、吹き抜けの真下から恐ろしいほどの暴風が吹き荒れ
アスランの髪を激しく揺らした
アスラン「え?」



風は収まり、その僅か15秒後



ラム「ばぁっ!!」
アスラン「うわあああ!!」

いきなり下から浮いてきたのはラム
にこやかに笑顔を返す
驚いて叫ぶアスラン


続いて上がってきたのはアルハマ、ゆかり、だだねこ、そしてアルバート
さらにエルフの男がアルハマに担がれている

それは闇に包まれていた男
マルクを殺した・・・



そこまで思考が至ってから
アルハマがゆっくりと口を開けた


アルハマ「こいつが空から降ってきたからゆかりが『暴風斬撃陣』で受け止めたぜ。お前も命は大事にしろよ、アルバート」
アルバートは少し萎縮した様子で話す



アルバート「アスラン・・・だよな。悪かった。もう、あんな事はしないよ」




そして、長きにわたる憎しみの連鎖は断ち切られた



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