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光の魔法使い

ひろりん~

[ひろりん~]

キャラID
: LK276-113
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔法使い
レベル
: 85

ライブカメラ画像

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ひろりん~の冒険日誌

2015-11-14 11:29:05.0 テーマ:その他

アストルティアオブクエスト第5章第9話~前世と来世と~

あらすじ
アスランとりなは谷底で魔物に襲われるが、何者かに助けられる
その他メンバーは街を目指して進んでいた



アスランは、ぼんやりとした暗くて寒いところにいた
だが、次の瞬間、彼は見知らぬ草原に立ち尽くしていた
ある時は砂漠、森、宇宙の中
全てがごちゃごちゃで、誰も説明なんてしてくれない世界

これは『予知夢』

予知夢自体久々に見る
そう、ここは夢の中

目に映るのは、懐かしい日々
狂おしい程の暖かくて、切ないき戻らぬ時の記憶

今自分は、どこに居る?
俺は、誰と一緒に居る?
何も見えないけれど、誰かが見ていてくれているのが分かった

暖かい抱擁
冷たい抱擁

入り交じって、何とも言えない温度に包まれている
俺は、誰と居る?
何に立ち向かっている?
断片的な夢の世界では、全てを教えてくれる訳じゃない
模範解答があるわけでもなく
それは個人の未来の『一部』を見せる一種の『予告編』でしかない

その『予告編』は意地悪だ
視聴者に映画を見て貰う為に、良いところまで見せて「続きは劇場へ!」だ
これも、その類だ

目に見えるのは、兄さんだ
兄さんが光になって消えていく
消えていった光は、本当の意味で消えたのではなかった
また、立ち上がる為の糧としてそれは必要不可欠だ
光はこの雪国へ帰す
帰して集い、また芽吹く

『予告編』はそこで終わっていた
運営が意地悪だったら、自分で見に行けばいい
『自分だけの物語』を
なら、まずは目を覚まさないと

『予告編』ばかり見ていては、先を知ることは不可能だから






「ばあ」
アスラン「えっ、ええっ!!」
目の前にいたのは、『オーガ』だった
いや、オーガなのだろうか?

アスランの仲間には人間とプクリポと訳あり大精霊しか居ない
だが、ひろりん~の仲間にカイルというオーガがいたのを覚えている
オーガと言えば雪国や荒涼とした砂漠で己を鍛える為に生活している体の赤い種族だ
確かに、この男はオーガっぽかった
だが、体の色が水色だった
角は生えているのだが、オーガではなさそうだった

アスラン「貴方は?」
ジオ「俺は『ジオ・ニクス』。言っちまえば『氷の大精霊』だ」
アスラン「え・・・今なんて?」
ジオ「俺の名前はジオ・ニクス」
アスラン「その次」
ジオ「言っちまえば?」
アスラン「いや、その次ですって」
ジオ「氷の大精霊?」
アスランは探していた存在に会ったのだ

これが、氷の大精霊
見るからに兄ではない
だが、兄が氷の大精霊だったのだ
夢で見た、あの抱擁
あれは、彼のことだったのだ

ジオ「あ、連れなら向こうで寝かせてるぜ」
アスラン「あ、どうも。ここ何処ですか?」
ジオ「雪山」
アスラン「ぐ、具体的に」
ジオ「雪山は雪山だろ?」
アスラン「地名とか具体的な位置とか」
ジオ「んー。近くに山があるな」
アスラン「どこも山だらけじゃないですかっ」
ジオ「俺だってついこの間誕生したばかりだからしらねぇよ地名なんてさ」
アスラン「っ!誕生したんですか?何故?」
ジオ「そりゃしらねぇよw俺の前世が死んだから今俺が誕生したんだ」
ジオは死んだマルクの代わりに誕生したいわば『マルクの生まれ変わり』に当たる存在という事だ
聞きたいことは山ほどある
だが、本人は前世の記憶を受け継いで居ないと言う

アスラン「前世の事、憶えてませんか?やっぱり」
ジオ「何となくだけど時々頭の中に映ってくるのはあるが、良くわかんね」
アスラン「そう、ですか」

兄マルクとは話し方がそもそも違うし、
もっとそもそもなお話、兄は人間、ジオはオーガっぽい大精霊だ
見た目も性格も違う
これが生まれ変わりなのだろうか?
収穫がゼロというわけではない
期待していた程の事じゃ無かった
勿論会えたのは大きな収穫ではあった
でもこれ以上彼に何かを聞くような雰囲気じゃない

アスラン「色々お世話になってありがとうございました。りなが目を覚ましたら仲間の所へ帰りますね」
そう言って荷物をまとめだしたアスラン

ジオ「お前さんの名前、聞いてなかったよな」
アスラン「あ、すみませんっ!名乗らずにっ。アスラン・ローランドです」
ジオ「アスラン」
アスラン「は、はい」
ジオ「お前は俺の前世を知ってるのか?」

予想外の出来事だった
ジオはアスランに前世であるマルクの事を知りたがっている
アスラン「何故です?」
ジオ「何がだ?」
アスラン「何故知りたいんですか?」

アスランの質問に、ジオは頭をぼりぼり掻きながら答えた

ジオ「理由なんて特にねぇ。ただ、俺の前世がどんな奴で、なんで死んじまったのか知りたかっただけだ」

この会話が、後にアスランの運命を揺るがすことになるとは、知るよしも無かった
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