5月3日あすかさん主催のハウジング見学会「猫と暮らす普通の家」に参加した5番地【常夏アラカルト】です。
「文化的最低限度の生活」の概念に「二度寝のあとジャグジーで美女とブランチをつまみ食い」(ダブルミーニング)が入ってるような世俗から剥離されてるタイプのぼんぼんが清貧ぶって南国に作った別荘風ハウジングです。住人は「普通の家」よりやや足りないくらいに思ってる感じです。
庭は岩!グリーン!滝!手癖!で構成される性癖エクステリアですが強いて言えば東南アジア的な南国
感を出すために和の庭具も混ぜていわゆるトロピカルリゾートとの差別化をしています。野生。
あすかさんの思いつきでウェディ像にモンスターハウスで葉っぱの傘をさしたやつをそのまま使わせてもらったのでそこ周辺だけ多少理性が働いてる風に。
一般的な感覚から見ると「最低限度」に関して盛大にバグってるので家の中に平気で滝やら岩やらを設置しておいて(不便な暮らしでも俺はやっていけてる……えらい……)的な。
猫の居るクッションコーナーは魚子が寝るとお腹に猫が乗って優勝です。
猫もさぞや名のある血統書がついたやば奴なんでしょうねきっと。
ここはスライムハウスキットですがキット壁はそこそこしか見えておらず、窓部分は真夏のブラインドです。丸家と同じ要領で開閉加減を奥行を使って調整しています。
岩場に穴掘って作った別荘感を出すために壁と柱でごつごつさせました。柱の重ねがかっこよく出来たので満足度高いです。柱の装飾でまだ発見し得ぬ未来的大発見でも夢見てそうですね。ロマン。
入ってすぐ見えるジャグジー。
みんな大好きガタラ駅と朽ちた遺跡の宝箱、縁取りとして床とシンクロ味がある色合いのアズラン駅でスパイスワンショット加えた「文化的最低限度」です。
中は座れるように。パーティテーブルのディッシュカバーはイースターエッグです。取手部分を見ると一目瞭然なのですが水表現の為に入れたたゆたう水面ランプを隠す効果もあります。
タルのベッドとシーサイドベッドで夏味のゴロゴロ。転がりながら手の届きやすいいかがわしい物入れを添えて。使いやすそうですね(意味深)
絡むのは奥のグリーンのツタだけではないようです。
今回もミニ水槽でテラリウムがありますが淡水水槽は本当にいいものですね……ここは水草や流木表現の為にいくつか高さの違うテーブルで重ねたりもして色々それっぽくなってると思います。
リアルでやると滝なしでここのオーバーフロー部分だけでも3桁万円だろうけどぼんぼんなのでスナック感覚でこういうの平気で作るんでしょうね。頭悪いことする金持ちは金さえあれば保全できる人類の叡智をカジュアルに保護してくれるので大好きです。
公開イベントと聞いて「は?(このメンツにまざるのこわいんだが何言ってるかわかってんのか?)」ってなりましたが、作ってて楽しかったし蓋開けたらタイプが全員違ってそれぞれの特色がガンギマリだったので脳もやられてめでたしめでたしでした(幸せ
家に殴られて気持ちよくなれる家が集まってるのは気持ちがいいですねぇ……
見に来ていただいた方々が家で楽しんでいただいている所を見ることが出来、文字通りの有り難き幸せでした!
会場といい日誌といい長々とお目汚し失礼致しました。ここぞとばかりに語りたくて///
こちらの家はだいたい写真に全部写ってる気がしますが1ヶ月程公開するようですので実際にのんびりしたり組み合わせチェックしたりは現地(林道3308-1~5番地。ここは5番地)でよろしくどうぞ。