中世ペルシアになんとな~く似ている、とある国
バルス王国の王太子、ルリスラーンは
侵略された祖国を奪還するべく
「モフダーン・モフ・モフダーン(モフの中のモフ)」
と称される黒衣の騎士ダヨーンと鷹のアズライールとともに、
流浪の旅に出ていました。
え?それ鷹じゃなくてニワトリじゃないか、ですって?
何かの見間違いでしょう?どう見ても鷹じゃないですか(必死)
そんな旅の途中で、ルリスラーン王子は王国の家臣から
自分の出生にまつわる謎めいた話を聞いてしまいます。
「自分はいったい何者なのだろうか・・・?」
ルリスラーン王子は忠臣ダヨーンに、
思わず本音を吐露してしまうのでした・・・・
「ダヨーン」
「は?」
「私は、いったい誰なんだろう」
「殿下のご正体は、このダヨーンが存じております」
「ダヨーンが?」
「はい、殿下はこのダヨーンにとって・・・・」
「中の人がおんなじでいらっしゃいます。
それではいけませんか、殿下」
「ダヨーン・・・
それ、ネズミーランドの中の人と同じくらい
ツッコんじゃダメな部類らしいよ・・・」
「え!?そうなのですか!?」
「なんかね、夢を壊しちゃダメなんだって・・・」
「ええええ~~(;´∀`)」
※田中芳樹著「アルスラーン戦記・落日悲歌」より抜粋&パロディ
武闘家さん、ダヨーンネタ出来ましたよvv(∩´∀`)∩
私、アルスラーン戦記でこのシーンが一番大好きなシーンなのに
思いっきりお笑いに走ってしまいました|д゚)
アルスラーン戦記好きな人にウケてくれたらうれしいですm(__)m