?「……………」
彼または(女)は私をただじっと見つめるだけでなにも答えない。
私はもしかしたら聞き逃したのかまたは聞こえていなかったのかとにかく私は今度は少し大きめの声で話しかけた。
私「あ、あのー?!聞こえましたか?!」
?「…うるさいわね…聞こえてるわよ」
うお、聞こえてたのか…というか聞こえてたなら最初に喋ってほしかったのだが、ふむ…喋り方からしてどうやら女性のようだ。私は彼女にあらためて話しかけてみた。
私「え~と…さっきも言ったのですがここはどこですか?そしてどこにいけばここから出られるんでしょうか?よければ教えていただけないでしょうか?」
そう問いかけると彼女はまるでめんどくさいといわんばかりの顔して嫌々ながらも答えた。
?「はぁ…そんなのこっちが知りたいわよ…気が付いたらこんな暗い場所にいてどれだけ歩いても周りにはないにもない…その状態で出口はあそこです~なーんて言えるわけないでしょ?」
と、彼女は答えた。
どうやら彼女も私と同じ状況のようだった。これは困った、彼女も出口を知らないとなると微かに生まれた希望が途切れてしまった…だが…なぜだろう…なぜ私はこんな絶望的状況でも…落ち着いているのだろうか…私自信わからない…とりあえず今は別の脱出手段を考えよう。今はそれしかできないと私は思った。
それから私は彼女にいくらか質問してみた。どうしてこんな場所にいたのか、どうして私達しかいないのか、ここが一体どんな場所(または世界)なのか、脱出する手段をもっているのか色々質問した。
その質問を答え終わった後私はこの質問に答えたものの中でなにか脱出につかえる手段がないかを考えいた。
そうして私が考えていると彼女が話しかけてきた。
?「ちょっとあなた、あなたばかり私に質問するんじゃなくて今度は私の質問に答えないよ」
と、言ってきた。たしかに私ばかり質問していて私はなにも答えていなかった。私は彼女の質問を聞くことにした。
私「ええ、わかりました。それで、どんな質問なのでしょうか?」
?「私が聞きたいのは…なんであなたはこんな状況なのにそんなに冷静に考えられるの?なんで、あなたはそんなに平然としていられるの?」
私「………」
?「あなた…一体、何者なの?」
私は…なぜかわからないが…その質問に、すぐには答えられなかった…」
…今日はここまで、やべ、なんか変な方向にいってる気がする…(゜o゜;