?「あなたはなぜそんなに落ち着いてるの?なんであなたは冷静でいられるの?…あなた…一体何者なの?」
私「…………。」
私は…なぜか、答えられない…なぜだ?
?「?…ちょっと話聞いてたの?」
私「あ、ああ、聞いてたさうん、え~と私が何者かなのかですよね?何者ってそんなたいしたものじゃないですよ。ただの普通の人ですよ。落ち着いてるのだってただ現実逃避になりかけてるだけなんですよ多分」と、私はごまかすようにそう話した、そう話さざるおえなかった。なぜかはわからない、わからないが…それでわかりませんと言ってしまえば彼女は納得できないだろう、だから今は…今はこれが限界だった。
?「ふーん…そう、なのね」
しかし、彼女はまだ納得できていない顔をしていた。だがここでてきとうなことを言ってしまえば彼女の疑問は晴れない、一体どうするべきか…とりあえず…
私「えっと、あ、ああ、そ、そういえばまだ名前聞いてませんでしたね。唐突にすみませんが名前聞いてもよろしいでしょうか?」
と半ば強引に話をそらした。さすがに無理がありすぎたと思ったが…意外にもその質問に答えてくれた。
?「私の名前?…私の名前は…クロネよ」
とクロネは答えた。クロネ?漢字で書くと…黒根…か?だが、彼女が日本人とは限らない、というか日本人なのか彼女は?とりあえず話はそらせた…だろうか
私「クロネさん、ですか」
クロネ「クロネでいいわよ。というかその雑な敬語もやめなさい逆にうざいわってそれよりも私も名前教えたんだからあんたも名前くらい教えなさいよ!」
と彼女は聞いてきた。…まあ…名前くらいなら言えるから大丈夫だろう。
私「わた…あ、ごめん。えとわっちの名前は…………
すまない、本当にすまない、今日はここまでw