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百戦錬磨のシェフ

ペルトドリス

[ペルトドリス]

キャラID
: YK435-183
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 賢者
レベル
: 118

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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ペルトドリスの冒険日誌

2016-09-18 21:26:02.0 2016-09-19 01:39:18.0テーマ:その他

シェフ二人旅ロールプレイ日誌「料理の力」(5/5)



※フレンドのガスパール君と行った「自キャラの設定に沿ってロールプレイ(つまりは即興劇)しながらアストルティアを散歩する」二人企画を小説風にまとめたものです。
※出来るだけチャットの台詞をそのまま再現するようにしましたが、尺などの都合で編集している部分もあります。
※色々と生暖かく見守る必要があります(主に僕を)。



■□■□■□



夢の国から来たという記憶喪失のプクリポを助けるため、オルフェアの町に降り立った僕達。

「どう?」
『懐かしい匂いがするな…。
スープの匂いかな?』
「「スープ?」」
「食べたいだけじゃ…」
「記憶の手がかりになるかもしれないし…」
『あ!』

彼女は何かを思い出したようだった。

『そういえば、まわるやつあった』
「まわるやつ」
『こう。ぐるぐる』
大風車塔のことかもしれない。
『シ●デレラ城は?』
メギストリス城…?

次々と手がかりが現れる。

「ここにも舞台があるんだけど、覚えてない?」
『ここで踊ってみてよ』
「え?」

解決に向かうかと安堵しかけたのもつかの間。
夢の国の住人(?)の突然の指示で、僕ら二人がタンバリンの上で踊ることになってしまった。


ビッグホルンで吹っ飛んできて、高いところから失礼する……って、
ホントにやるの?
申し遅れたが、僕は踊れない。
何を踊っても盆踊りみたいな動きになるのだ。
ついでに言うと歌もだめで、これだからウェディとしては落ちこぼれなんだ。

「盛り上がってますか!」
「いえええええええい!」
「もっともっと!!」
「ういいいいいいいいいいいいいい!!」

煽るなガスパーーーーール!!

「それでは聞いてください。『ナイフとフライパン』」

歌うのかよ!というか、そんな曲は知りません!

「刻むぜビート!炒めろヒート!」

その間のことはあまり覚えていない。
記憶にあるのはこれだけだ。
踊っているつもりで多分、ただ右往左往していたのだが、
ジャンプをしろ!とガスが指示するので慌てて跳んだ瞬間、
僕は足を滑らせてステージから……真っ逆さまに転がり落ちた。



『思い出した〜!』



彼女の声がこだまする。

『このタンバリンから落ちて、気付いたらミッ●ーになってた!』
「思い出したんですか!?」
『はい!お二人のおかげです。
  ほんとはかわいい女の子だったんです!わたし!
  きっと教会に行けば元に戻れる!』
「呪いの類いだったのか…」
それを聞いた僕らはいそいそと教会へ向かった。
あまり手がかりと関係なかったようだが、細かいことは気にしないほうがいい。
彼女がパルペーラ神父の前で祈りを捧げると、その体は光を放ち瞬く間に人間の女の子に姿を変えたのだった。

「美しい」
「元に戻ったんですね!」
「戻れたのか!」
『ええ。二人のおかげですわ』


「もとはと言えば、スープの香りのおかげ……。

 そういうこともあるんだな、ドーリィ」


思いがけないガスパールの言葉。
一瞬だけ戸惑った。そうだ。
料理は戦いのための道具だ、と。
そう言われて僕は反発したのだったか。

「記憶と嗅覚は密接な関係にあるって、聞いた事あります」
「料理って素敵ね」

「そうだね……
  そういうこともあるんだな、あはは」
「料理の力、わかった気がするよ」
「僕も知らなかったや。ははは!」
「料理って…最高だな!」
いきなり改まってそんな事を言うガスパールに、さらに笑いがこみ上げた。
ほんとうに調子のいい男だ。
最高なもんか。これのせいでずいぶん追い詰められたんだ。
でも、その代わり今の僕を救っているのもまた、料理なのである。


そうして一つの事件が解決し、大人たちは酒場へ向かい、
家族を持つものはそれぞれの家へと帰って行った。
できるならば今日のような平和な日が続いてほしい。

けど……果たしてそれは“誰にとっての平和なのか”。
彼に問い詰められた時、僕は何と口走ったのだったか……。

意志を持って戦うならば、それもいいだろう。
けれど僕には、誰をも傷つける覚悟がない。
答えの出せない問題は記憶の隅でうやむやに。

今はまだ、今日の自分を生かすのがやっとの自分でいよう。



(終)

■□■□■□


乱入してくれた方々
記憶喪失の少女…セントさん
ロリっ娘ウェイトレス…ろんろんさん
旅の商人…ケミンさん
ありがとうございました!

忘れた頃のアップになってしまったけど動くのも書くのも楽しかったです。
TRPGなどでもそうですが複数人でロールプレイすると一人では考えもつかない物語が生まれるのが面白くて病みつきになりますよ。
時間があればまた似たことをやりたいです。

願わくはこれを読んだガスパール君が彼目線の話の続きを書き始めてくれないかな~(威圧)


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