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菌類の女神

くるみ

[くるみ]

キャラID
: HE424-045
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 天地雷鳴士
レベル
: 117

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くるみの冒険日誌

2015-08-07 15:24:39.0 2015-08-07 15:29:10.0テーマ:その他

第3話 変革の時

前回までのあらすじ。
町であった少女に頼まれお爺さんを助けたくるみ。
お爺さんに泉のことを聞き鎧と心を洗うために向かうのであった。
泉に向かう途中一人のとても綺麗な女性呼び止められた。
しかし彼女との出会いが壮絶な冒険の始まるきっかけになることをくるみはしらない。

女性「そこの方、暫し待たれよ」

くるみ(綺麗な女性)

くるみ「なにかようですかお姉さん?」

女性「私は通りすがりの薬剤師だ、いい薬があるんだが飲まないか?」

くるみ(なんだか怪しい…関わらない方がいいかも…)

くるみ「え、えっと結構です!急いでるので失礼します!」

女性「待たれよこれを飲めば美人になれるぞ我もこれをのんだのだ。どうする?」

くるみ「!」
くるみ(美人になれるの!?確かに綺麗だし
    これでわたしを振ったあの毛むくじゃらを見返せるかも!でもお金がないし)

少し考えがくるみは怪しいと感じたので問いただした。

くるみ「おいくらですか?(美ω美)」

美に目が眩んでいた・・・

女性「無料で良いぞ、賞味期限切れてるんでな」

くるみ「え」

くるみは驚いた、なぜなら賞味期限切れたものを平気で飲ませようとする女性のその性格に。と同時にくるみに怒りがわいてきた。


のではなく単純に無料だったからである。(くるみは少しずれているのだ)

くるみ「喜んで飲ませていただきます!」

女性「副作用もあるが良いかえ?」

くるみ「薬に副作用は付き物よ!いったれ!」

くるみは美人の秘薬を一口で飲み干した。

くるみ(ぐふふ。これであの毛むくじゃらに一矢報いれるわ!待ってなさい!) 女性「これで美人になれるぞよ。達者でな副作用人によって違うよえ気を付けてな。」

くるみ「はい!お姉さん本当にありがとう!また会いましょう!」

再びくるみは泉へと出発した。
るんるん気分でしばらく歩くと、なんと、変態な鉄火面に出くわしてしまった。 鉄火面男「ぐふふお嬢さんこんなところに一人で何してるんだい」

くるみ「きゃあ!」

くるみ「何ですかあなたは!?先急いでるのでごめんなさい!」

しかしくるみは恐怖で足がすくんでしまった

鉄火面男「お兄さんとぉあぁそぉぼぉ」

くるみ「来ないで!ぐふふなんていう変態なんて嫌です!」

くるみはさっき薬を飲んだときの自分の発言を棚にあげた。

鉄火面男「ぐっほほおおおおーい」

くるみ「だ、誰か、た、助けてええええええ!」

もう駄目かと思ったその時くるみの心臓の鼓動が鳴り響いた

ドックンッドックンッ

苦しみに襲われうずくまるくるみ。

くるみ(くふっ…なんな…の…こ…れ…こ、この胸の…苦しみは何…?も、もしか…して…これ…が…恋…?)
やはりずれていた。

鉄火面男「うっほほおおおおいなんだか知らないけどチャーンスううううう!
         今のうちにスーパーダンスお見舞いしてやるぇええええええ」

なんと鉄火面男は変態ではなくちょっとおかしなダンサーなだけだった。

しかしくるみはそんなことを考える余裕もなく変態だと思い込み苦しんでいた。

鉄火面のダンサー「ほれほれ~」
まだ躍り続ける男。

しばらくするとくるみの苦しみが収まりくるみは立ち上がった。

くるみ「何かしら…この清々しい気分…」

鉄火の面ダンサー「そうだろおう俺のダンスでいい気分だろおう」

くるみは冷徹な声で放った
くるみ「黙れ」

鉄火面のダンサー「へ?」

くるみ「黙れって言ったんだよ。」

あまりの変わりように声を失う男

くるみ「今なら何でもできそうな気がするわ」

くるみ「こんな風にね」

そう言うとくるみは男にけりを放った。

鉄火面の男「ぐへっ」

なんと男はたった人けりで壁に叩きつけられた。

止まらないくるみ。

くるみ「こんなところで女の子おそってんじゃねーぞ変態がああ死んで
     わびろおお」

鉄火面の男「ち、ちがう、俺はただダンスを見てほしかっぐふっ」

くるみ「テメーみたいな変態がいるからかわたしのような、かよわい女の子が
       こわいおもいするんだろうがあああああ」

くるみは冷静さを失い、しばらく殴り続け最後には武器の一突きを加えた。 くるみ「この変態が」
そう言い放つとまた再び苦しみに襲われた。
しばらくうずくまり苦しみがなくなると、くるみは再び冷静さを失った

くるみ「何てこと!?わたしが…わたしが…殺しちゃった…
     なんだったの。今の感情…怖い、ど、どうしよう」

そう、恐怖を体験すると人格が変わってしまう副作用であった。(余談だか薬剤師の副作用は口調が変になることだ。)

くるみは怖くなり、すぐさま泉に向かった。お爺さんのよだれと血にまみれた鎧を洗うために。

続く
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