前回の日誌では準備編と題して事前に行っておくべき準備について紹介した。今回は実践編ということで、私が独自に発見した集会参加時における立ち回り方のポイントを公開していこう。これは初心者だけでなく集会に慣れてきた人にとっても技術の向上につながるので、伸び悩みを感じているドワ子集会中級者の方々はこれを参考に頑張ってもらいたい。
実践編
①ガタラ展望台
まずはドワーフで溢れた展望台内を歩き回ろう。イベント開始直後なのでどこかソワソワしたドワーフが見られるだろう。時間通りに参加していれば遠足開始までにはまだ20分以上あるので、写真を撮る時間は十分にある。この場所が人でいっぱいになるのは公式の記念イベント以外ではとても珍しい。
私見になるが参加者を大まかに分類すると多い順に、挨拶回り勢・しぐさ勢・ソロ勢・スタッフとなる。チャットが得意もしくは知り合いがいれば『挨拶回り勢』として楽しむことができるが、1人で参加する初心者には少し難易度が高い。そんなときは、集団で同じしぐさを行っている『しぐさ勢』を見て回るといい(気になったらその都度しぐさに加わっても問題ない)。巡回していると『しぐさ勢』の中に極稀に存在する『パフォーマンス勢』に出会える可能性があるのだ。パフォーマンスが見られるかは運次第だが、彼等の個性的な動きやセリフには一見の価値がある。
以上の理由から、初心者には『しぐさ勢』と『ソロ勢』の中間的な立ち回りを推奨する。
②遠足
町から目的地まではほぼ全員が走って移動する。ゆったりとした歩きで向かう『歩き勢』もいるが、歩きながらだと写真を撮るのが難しい。また休日開催の場合は目的地までの移動距離が長めに設定されるため、歩きでの完走は困難が予想される。それでも『歩き勢』に興味がある人は、まずは平日開催の短距離コースから歩きに挑戦してみよう。PC版であれば歩きモードへの切り替えが可能なため、移動しながらの撮影が多少やりやすくなる。集まって遠足するだけというのんびりしたイベント『ドワ子集会』の中でもこの『歩き勢』は特に穏やかな勢力であるため、まだ知り合いがいない初心者が加わるのに適した集団として今後発展する可能性がある。
他の移動方法としてはドルボードや現地まで直接ルーラなどが利用されている。集会の開始時間に間に合わなかった場合は、先に目的地に向かう(ゆおんちゃんの日誌に場所が追記される)ことで遅れを取り戻すことができる。少数だが先回りして道中にて通過するドワーフを眺める参加者もいるようだ。どのように移動するかは目的に合わせて選択するといいだろう。
移動中の様子
ほぼ最後尾なため人がまばらだ
③到着したら主催者の挨拶後、流れ解散
現地に着いたら展望台と同じようにまずは歩き回ってみよう。遠足直後には達成感に満ちた充実した様子のドワーフが見られるだろう。このときに風景を確認しておくとその後の写真撮影が捗る。
立ち回りの基本は展望台のときと変わらないが、余裕があればここで集会スタッフを探してみよう。展望台では目的地の告知、遠足中には参加者の誘導と忙しく動き回っているが、到着後には仕事を終えて落ち着いたスタッフが見られる。俊敏に動く主催者の写真がうまく撮れれば、その時点で初心者は卒業したと考えていい。
主催のラルゲットさん
青空に赤い髪が映える
左のドワーフがスタッフのゆおん
服装を真似してみたが再現できておらず細部のミスが目立つ ドレスアップは奥が深い
お茶勢
キリカの産屋を背景に収めつつ夕焼けがグラデーションになる時間帯に撮影することができた。ちなみに左端のぐるぐる眼鏡がスタッフのわらさんだ。
『お茶勢』は少数ながらも集会スタッフを含んだ唯一の勢力だ。公式ならではの抜群の安定性を誇るため、堅実にいきたい人には『お茶勢』への参加をオススメする。『お茶を飲む』しぐさではなく敢えて『座る』しぐさで参加する通好みの方法もあるが、これは標準仕様のしぐさだけで混ざることができるため、しぐさが少ない初中級者にも試してみてほしい。
以上がドワ子集会入門、実践編となる。
全2回に亘って準備と実践の2ステップで集会参加のコツを紹介した。
写真がうまく撮れていれば日誌などにまとめることで情報を整理し、次回への目標が立てやすくなるだろう。私の場合は個人的に正体を追っている『謎の四騎士』と『トランプハット四姉妹』(どちらも集会に出没する)の写真を撮ることを課題として設定している。
アストルティアの歴史と共に歩んできた本イベントは10月中に150回という節目を迎える。記念すべき日に万全の態勢で挑むためには、早くから参加し雰囲気を掴んでおくことが重要だ。