五月十二日に満を持して登場した新アイテム『がうがう装備』
一部のプレイヤーからは
「牙狼の劣化なのでは」
「牙狼があるからいらない」
などの声も上がっているが、着飾る楽しさに定評のあるDQXにおいて
デチューンされた装備が実装されるというのは考え辛い。
私が調べた結果、がうがう装備には二つの利点があることが分かった。
一つはカラーリング可能範囲が広いこと。
色を自由に変えられるということは個性が出しやすくなるだけでなく
他の装備との組み合わせを考える際にも重宝する。
牙狼は細かい部分にしか染色できなかったため
デザインに優れる反面、やや汎用性に欠けていた。
二つ目はコストパフォーマンスが高いこと。
あまりドレスアップをしない人には馴染みが薄いかもしれないが
がうがうや牙狼、フューチャーなどのドレスアップ用装備は
バザーを介さない換金方法である『店売り』時の価格が高い。
特に新しい装備であるがうがうとフューチャーは
一部位につき十万Gと高額に設定されているため福引き金策としても有効だ。
そして店売りでは装備済みのアイテムであっても
売値が変わらないという特徴がある。
現在バザーでがうがう装備はどれも十万G前後で出品されているので
バザー購入→ドレスアップしてマイコーデ登録→店売り、という手順を踏めば
往年の通信キャリア大手の宣伝文句のようになってしまうが
実質負担額0Gでがうがう装備を入手することができる。
以上で述べてきたように優れた点を持つがうがう装備
今回の日誌ではそのがうがう装備を巧みに着こなしているドワーフを
ピックアップしていく
チョコ感とミント感を兼ね備えた唯一無二のドレア
ピンクっぽい色で統一した集合写真で映えそうなドレア
私を最も驚愕させたのがアマレロさん(中央胡坐ドワーフ)のドレスアップだ。
彼女は白と茶を基調としたコーディネートでまとめているが
これはがうがう装備を実装した運営の意図を完全に理解していなければ
決して到達できない色選択なのだ。
順を追って解説していこう
☆装備名とアイテム説明に込められた意味
『がうがう』は動物の鳴き声を表したオノマトペだ。
そしてアイテム説明欄にはワンコ風と明記されているため
がうがう装備のモデルが犬であることが分かる。
では元ネタとなった犬種の特定は可能か。
本来犬の鳴き声はワンワンと表現するのが普通だが
敢えて耳慣れない『がうがう』としているのはなぜか。
結論から言うとこれはスペイン語における犬の鳴き声
『GUAU-GUAU(グァウ-グァウ)』
スペイン原産の犬種は
スパニッシュマスティフ
ピレニアンマスティフ
イビザンハウンド
以上の三種である。
この中で装備のディテールと一致するのは
イビザンハウンド……ピンと立った耳に細身のシルエットが魅力の狩猟犬
イビサ島が原産のハウンド種
イビザンハウンドは毛色がレッド&ホワイトの個体が理想的とされているが
がうがう装備のデフォルトカラーは青みがかった白だ。
※犬の毛色の『レッド』は赤ではなく茶~赤みがかった褐色を指す
つまり運営は最適解から外れた色を意図的に採用している。
これは彼らの奥ゆかしさの表れで、アマレロさんはその心情を汲んだ上で
白と茶を選択し、欠けていた最後のピースをはめ込んだ。
がうがう装備は運営とアマレロさんの手によってここに完成した。
第五回DOD(ドワーフ・オブ・ザ・ドワ子集会)は彼女以外に考えられない
DODとは……
サッカーなどで良く目にする用語MOM
→最も印象に残った選手マン・オブ・ザ・マッチ
これに倣い印象に残ったドワーフをDODとして
選出し、私の日誌上で勝手に表彰している。
~終わり~
※日誌内には誇張して書いている部分があります!
DWK☆48
時間に間に合わず途中参加になってしまった。
なぜか裸姿のメンバーがいたので逃さず写真を撮った。
次の集会は6/2(金)。
5/25日にアニマルパーカー第三弾として
ヒヨコパーカーセット&コブタパーカーセットがDQXショップに登場する。
同日にお試し無料レンタル企画『おきがえリポちゃん』が実施されるので
興味のある方は購入の際に参考にするといいだろう。
がうがう、ジャージ、ふくびきウェアに続いてヒヨコ&コブタパーカーが登場だ
新アイテムの実装が止まらない。
ドレスアップ生存競争はますます混迷を深めそうだ。