スマートフォンやPCが普及し現代人の目は大きな負担を強いられている
そうした中で症状を軽減するために目薬を使用するのは一般的なことであり
最近ではロート製薬とDQのコラボ商品が登場したのも記憶に新しい
しかし普段から目薬を利用していない人がいざ薬局へと足を運ぶと
販売されている商品の種類の多さに戸惑うだろう
実際にDQコラボ品の購入で悩んだ人も多いと思う
今回の日誌では目薬をどのように選べばいいのか
私なりに調べた結果を紹介していく
※薬事関連の判断は専門家の指示に従うのが確実です
何が安全、危険かはよく分かりません
暇つぶしの雑学程度に見てもらえると助かります
①なぜ種類が多いのか
目薬は大別すると三種類
疲労、かすみ目用(これを探したい)
ドライアイ、コンタクト用(人工涙液)
花粉アレルギー、炎症用
疲労、かすみ目用のものは刺激の有無や有効成分の違いなど
細かく見れば無数に分岐していく
予備知識が無ければパッケージの見た目と値段くらいしか判断材料が無い
では必要な情報は何か
②有効成分
疲労、かすみ目用のものに限定して書くが、目薬の値段を決めるのは
含有する有効成分の『種類』が多いかどうかだ
高級目薬には有効成分十種類以上を謳うものもある
しかし高ければ良いのかというとそれも違う
眼科で眼精疲労に対して処方されるのはサンコバという点眼薬だ
サンコバに含まれる有効成分はシアノコバラミン(ビタミンB12)の
ただ一種類のみであり、彼らを信じるのならば疲労回復には
ビタミンB12さえあれば十分ということになる
③防腐剤
目薬は添加物によって防腐しなければすぐに劣化してしまう。
そのため製薬会社は薬事法によって防腐剤の使用が義務付けられている。
防腐剤はドライアイの人やコンタクト使用者にとっては角膜を傷つけてしまう
可能性があるため、気になる人は防腐剤の中でも影響が大きいとされている
以下のものが入っている目薬は避けよう
塩化ベンザルコニウム
クロロブタノール
パラベン
ソルビン酸カリウム
逆に影響が小さいとされている防腐剤、防腐目的の添加物は
ホウ酸
ホウ砂
エデト酸Na
pH調節剤
となる
塩化ベンザルコニウムは優秀な防腐効果を持ち多くの目薬に使用されている
もし手持ちの目薬に含有されていたとしても、廃棄する必要は全く無い
なぜならサンコバを始め眼科で処方されるほとんどの点眼薬にも
塩化ベンザルコニウムは入っているからだ
よっぽどのドライアイの人が過剰に点眼するのでなければ
問題は起きないと思われる
④血管収縮剤
充血を一時的に緩和するには血管収縮剤の含まれている目薬が有効だ
しかし充血とは眼に必要な物質を緊急的に送る際に起こるもので
その運送を妨げるのは良くないとされている
また血管収縮剤は常用すると充血が悪化することもあり
薬効の強さと取扱いの難しさから第二類医薬品にのみ使用されている
実際にどの程度使用すると悪影響が出るのかは私個人では調べがつかなかった
眼科医やネットユーザーによって充血の悪化が問題視される一方で
血管収縮剤は現在でも多くの目薬に使用されるというすれ違いが起きている
気になる人は血管収縮剤として以下の成分が入ったものは避けよう
塩酸ナファゾリン
塩酸テトラヒドロゾリン(コラボ品に含有!)
塩酸フェニレフリン
ちなみに目薬における第二類医薬品と第三類医薬品の違いは
血管収縮剤の有無なので、神経質な人は第三類の目薬を選ぼう
⑤まとめ
疲れ目用の目薬において上述してきた項目
ビタミンB12(シアノコバラミン)
安全な防腐剤
血管収縮剤の排除
以上の条件を満たす製品を探した結果見つかったのが
ロート製薬『Vロートジュニア』
他は全滅である。さすがに条件が厳しすぎた
次点で惜しかったのがビタミンB12以外はクリアしている
ロート製薬『ロートビタ40α』
Vロートジュニアは子供用だが大人が使用しても問題無い
液体が赤いのはシアノコバラミンの色によるもの
ロートビタ40αはビタミンB12が無いが、同様の効果が見込める
ネオスチグミンメチル硫酸塩がジュニアと同量分配合されている他
複数の有効成分が含有されているので期待はできる
第六回DODは今回の日誌を書く切っ掛けになった
赤目の『くまたろうこ』さんに決定!
目を大事にしよう!
☆メモ
容器は清潔に
注ぎ口には触らず点眼時には顔やまつ毛に触れさせないように
点眼時は目をパチパチせずに閉じたまま安静に
凍らないように気を付けながら冷蔵庫で保存(花粉用は×)
特殊な使いきりタイプ以外は開封後一か月で使い切る
こまめに休憩、目の周囲のツボマッサージ
レアなコブタ
レアなヒヨコ
DWK☆48!