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真のもふもふ

ゴロ~~

[ゴロ~~]

キャラID
: XT655-114
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 107

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ゴロ~~の冒険日誌

2017-08-09 12:58:59.0 2017-08-10 02:00:58.0テーマ:プレイヤーイベント感想

【DWK☆48公演】図書室の謎【リズさんの怪談話】

昔々、まだリズさんがアイドルへの憧れを胸に秘めていた頃。

学生として青春を謳歌していた彼女はその日も授業を終えると
友達と待ち合わせをしていた校庭で一人佇んでいました。

その友達(仮にA子さんとする)は図書委員だったので
当番の日は図書室の施錠をしなければならず、
その間リズさんは待つのが通例でした。

彼らの通う学校は若干の老朽化があるものの四階建ての立派な建物で、
併設されたグラウンドでは気の早い運動部が活動を始めています。

授業終わりとはいえすでに陽は沈み、だんだんと辺りが薄暗くなる中
ようやく校舎からA子さんが出てきました。

さあ一緒に帰ろう。今日はどこに寄り道しようかな。
放課後のフリータイムに沸き立つリズさんとは対照的に
A子さんは浮かない表情をしています。

どうかしたのかと聞いてみると、

「誰もいないはずの図書室で変な物音がしたの……」

A子さんは驚いてそのまま鍵を閉めずに出てきてしまったようです。

図書委員のA子さんは戸締りのために再び現場に戻らなければなりません。
不安そうにしているA子さんを落ち着かせながら、
リズさんも一緒に図書室へ向かうことになりました。

下校時刻も過ぎて人の少なくなった廊下には二人の足音だけが響きます。
最初は強気だったリズさんも少しずつ弱気が顔を見せ始め、
気持ちの整理もつかないまま図書室へと辿り着きました。

校舎の中の二階、奥まった場所にある図書室には全く陽が差さず、
おどろおどろしい雰囲気がありました。
しかし楽しい放課後のためには早く確認を済ませて
A子さんに施錠してもらわなければなりません。
二人は気合を入れて室内へと足を踏み入れました。

……

覚悟を決めて見回ったものの異常は見当たりません。
張り詰めていた空気が一気に弛緩していきます。
彼らの肝試しはなんとも肩透かしな結果に終わりました。

ついでに図書室内から直接通行可能な図書準備室も確認しますが、
机や椅子がきれいに整頓されている以外には
特に目立つものはありませんでした。

結局はA子さんの気のせいだったということで
二人は仲良く帰路に着くのでした。

翌日、昨日と同じように授業終わりにA子さんを待つリズさん。
図書委員の当番は週交代になっているのか、
連日で委員の仕事とは大変だなとぼんやりと考えていると、
焦った様子のA子さんが駆け寄ってきました。

「また変な音がしたの! 一緒に来て!」

やっぱり何かいたんだ。行きたくない。リズさんは悩みました。
何だかんだで友達は見捨てられず、またもや同行することに。

夕陽が影を落とす廊下を進み再び図書室へと来てしまいました。
A子さんは昨日以上に怯えています。
リズさんは勇気を振り絞り、本の眠りし魔境へと突入していきました。


……


やはり何も異常は見当たりません。
A子さんは二日連続で同じ勘違いをしたのでしょうか。
いくら怖がりとはいえそんなことが有り得るのか。

訝しんでいると突然近くで扉の開く音がしました。

音は図書室の扉ではなく隣接する図書準備室のほうから聞こえました。
どうやら図書室と直通の扉以外のもう一つの扉、
普段はあまり使われていない準備室から廊下への出口の扉が開けられ
何者かが準備室に侵入したようです。
謎の正体を突き止める最大のチャンスが訪れましたが、
恐怖と緊張で二人の足は鉛のように重くなっています。

やがて遥か遠くに感じられた準備室への扉が目の前にやってきました。
中からは小さな物音が聞こえてきます。
事ここに至っては確認しないわけにはいきません。



意を決して扉を開けると



顔が半分欠けた男がこちらを見ていたのです。
男は微動だにせず、口元すら動かさずにこう言いました。

「誰や……?」

あまりに衝撃的な事態に悲鳴を上げる二人。パニックに陥っていると、
さっきから置物の様に動かなかった男の足元から別の男が
ぬっと現われました。

「すまんすまん! 落ち着いてくれ!」

もう一人の男は理科の先生でした。


……


話を聞くと先生は人体模型を組み立てている最中だったようで、
こちらを凝視したまま動かなかった一人目の男は文字通りに置物でした。

理科室では組み立てるのに必要なスペースを確保できなかったそうで、
その点図書準備室であれば机などを寄せればいけると判断し、
放課後にこっそり持ち込んで作業するようになったんだとか。

思い返せば確かに図書準備室はやたら整頓されていたなと納得するリズさん。
先生はそのように釈明した後、ひたすら謝罪を繰り返したそうです。

こうして図書室の謎は無事に解決されたのでした。

~終わり~


※書きやすいように原作?に大幅に加筆、修正を加えてあります!
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