ゴロ～～の冒険日誌

※メイアさんとラルさんのやり取りを某番組風に再構成しました


2012年9月、ドルワーム大陸にて小さな集会が行われました。
希少種族といわれたドワーフ♀が20人。
彼らが首領と仰いだのがドワ子集会創始者『ラルゲット』さんでした。

少人数でありながらラルゲットというカリスマに結集したドワ子たち。
戦闘面での不利を跳ね除けてドワーフを選んだ強者揃いでした。

今なお続くドワ子集会。その誕生の真実とは――
その時歴史が動いた。今日はプレイヤーイベント界に大きな影響を与えた
彼らのドワ子魂に迫ります。 ＤＱＸ発売日に生を受けたラルさんは広大なアストルティアを冒険し
存分にドラクエを満喫していました。
当時流行したレベル上げといえば猫島のベンガルクーン（通称青猫）狩り。
ジュレットに行けば常に募集のチャットが飛び交っている光景が見られました。

ラルさんもこのトレンドに乗って日々レベル上げに勤しみ、
ＰＴを組んだプレイヤーとフレンドになることもしばしば。
当時はレベル上げＰＴを組んだ者同士でフレンドになるのは普通のことでした。

しかし順調なドラクエライフに見える生活の中で、ラルさんは違和感を抱いていました。

「周りにドワ子がいない……」

気に入って選んだ種族なのに他に誰も使っている人がいない現実。
レベルが上がりフレンドも増えたがドワ子の知り合いは一向に増えず、
閉塞感や圧迫感のようなものはラルさんの胸の中で日に日に大きくなっていくばかり。
（※胸自体は大きくなりませんでした）

普段街の中でも滅多に見かけることのないドワ子とフレンドになるには
どうしたらいいのか。ラルさんは考えました。

――ドワ子がいないのなら自分で場をつくり、そこにドワ子を集めるしかない

その日からラルさんの地道な活動が始まりました。
場所を変えサーバーを変えドワ子を見つけるたびに声を掛け、
ガタラ展望台でドワ子の集まりを行うことを告知していく。
当時はドワ子が交流できるような掲示板はどこにも見当たらず、
冒険者の広場では冒険日誌すら未実装という環境です。
雨の日も風の日もラルさんは走り続けました。

そして2012年9月17日。
ＤＱＸサービス開始の8月2日から僅か一か月半という驚異的な速さで
第1回ドワ子集会が行われました。
そこにはラルさんに共鳴したドワ子が20人も集まり、
他の場所では絶対に見られないドワ子の群れが。
努力が最高の形で報われた瞬間でした。 こうして誕生したドワ子集会はその後一度も休むことなく開催され続け、
次回で通算187回となります。
1人のドワ子によってつくられた小さな交流の場は
今では毎回200人以上もの参加者で賑わうイベントへと成長しました。

集会ではフレンドやルーム、チームメンバーの募集も広く行われるようになり、
ドワ子集会が切っ掛けでプレイヤーイベントに参加するようになった
ドワ子も数多くいます。
メイアさんの右腕と目されているエイミーさんも、イベントデビューは
ドワ子集会であったと以前の小箱で（たぶん）語っていました。

日誌フェスなどの大規模イベント手掛けるメイアさんを陰で支え、
そのすべてを成功へと導いてきたエイミーさん（ドワ子）が
集会に影響を受けていたというのだから、
縁というものはどこで繋がっているのか分かりませんね。

ラルさんたちスタッフの不断の努力によって維持されているドワ子集会。
その執念とでもいうべき献身は、これからも多くの出会いと冒険を
生み出していくでしょう。


～おわり～






補足
◎イベントの思い出（ポジティブ
白チャットで感謝や労いの言葉をもらえて嬉しかった

◎イベントの思い出（ネガティブ
ポポリアきのこ山への遠足でwiiのキャラ表示限界の関係で
集合写真がうまく撮れなかった
オルファの丘への遠足ではver.2を導入していないプレイヤーがいたため
目的地となるエリアに集合することができなかった

◎やりたいこと
レンダーシアへの遠足。クドゥスの泉など

◎豆知識
五大陸ほぼ全ての地域に遠足したが唯一行っていないのがランドン山脈。
集合する場所が無いため難しい
遠足先を決める会議は末尾に0が付く日に行われている
ルームチャット実装前はラルさんの自宅が会議場所だった

◎スタッフからの手紙
オスカルさん……集会をずっと続けていきましょうという応援
ゆおんちゃん……ラルさんに声掛けしてもらったことへの感謝
それぞれの手紙が朗読されラルさんは号泣（？）しました プレイベの小箱主催のメイアさん
観覧のみなさん
ゲストを呼んでくれた ゆおんちゃん
当日駆けつけてくれた わらさん
そして黄金の鎧姿で登場し「グレートホーン！」の決め台詞で
はしゃいでいたラルさん

お疲れ様でした クドゥスの泉