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真のもふもふ

ゴロ~~

[ゴロ~~]

キャラID
: XT655-114
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 107

ライブカメラ画像

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ゴロ~~の冒険日誌

2017-11-14 20:37:29.0 2017-11-14 21:16:33.0テーマ:プレイヤーイベント感想

【第188回ドワ子集会】写真&前に書いたやつの続き

レアなエルフ♂! なぎさん誕生日! この前のつづき

俺はクエストを引き受けた翌朝、ガタラで唯一の宿『ガラクタ亭』を出て
依頼主から指定された場所へ向かった。
天気は快晴。絶好の冒険日和だ。
鉱山都市ゆえの斜面の多さに気が萎えそうになるが、
昨晩は思いの外しっかりと休息を取れたということもあって足取りは軽い。
あまり期待していなかった田舎の宿は十分に管理が行き届いていた。
坂道さえ気にしなければガタラは良い街なのかもしれない。

石畳で舗装された道を昇って行くと、ガタラの街並みを一望できる高台に到着した。


◆◇◆◇◆


正しくはガタラ展望台と呼ばれているこの広場には
宿屋が10軒は入りそうなほどのスペースがあり
各所で参加者が談笑している。
すでに20人ほどのドワーフが集まっていた。
依頼ではこの集会の護衛、特に酒場の親父の孫娘を
警護してほしいということだった。

ざっと見回したが孫娘の特徴と一致するドワーフはいないようだ。
よく見ると踊りに熱中している者などもいて異様な雰囲気がある。
話を聞くのも躊躇われる。護衛対象の居場所は把握しておきたいのだが……

逡巡しながら視線を巡らせていると
奇妙な格好をしたドワーフが1人佇んでいるのを見つけた。
紫色のずんぐりむっくりとした服を着ている。
向こうもこちらに気が付いたようだ。

軽く挨拶をしてから孫娘の特徴を伝えてみる

「ナス! キュアナちゃんなら先に遠足に出発してるナス!」

この集まりは集会じゃなかったのか? そしてなぜナスなんだ。
疑問は尽きないがまずはその遠足の行き先を確認する必要がある。

「今日の遠足はデマトード高地ナス!」

デマトード高地。険しい岩場に強力なモンスターが出現するドワチャッカ大陸有数の危険地帯だ。
あんな場所に子供だけで行ったのか!
これは急いで向かったほうがいいな。

ナスに礼を告げてから慌ただしく展望台を後にした。
坂を駆け下りガタラ入口で高機動型ドルボードをチャーターする。
ガタラ原野を抜けてカルデア山道を昇り、ゴブル砂漠を越えた先がデマトード高地だ。

どうか無事でいてくれ。俺はマシンを走らせた。 広大な砂漠を抜けると周りの景色が荒涼とした岩場に変わった。
標高が高いせいか僅かに生えている草木も背が低い種類ばかりだ。
態々こんな殺風景な場所に遠足しなくてもいいだろうに。

しばらく進んでいると獣の唸り声と、小さいながら少女の悲鳴が聞こえてきた。
ギリギリ間に合ったか。
走りながら遠目で少女を追い立てているモンスターを確認する。

顔にはライオンのようなたてがみがあり腕はゴリラのように毛深い。
下半身は恐竜のようにがっしりとしていて背には甲殻まである。
全身のはち切れんばかりの筋肉から繰り出される爪と牙の攻撃が強力そうだが
何より最悪なのが大きな翼を持っていることだ。飛ばれたら手の出しようがない。

ドルボードを乗り捨て、剣と盾を構えながらモンスターと少女の間に割り込む。
新たな獲物を見つけたモンスターは嬉々として爪を振り下ろしてきた。

突風の如く風切り音を纏った爪撃を盾で弾き、横に流れた相手の腕に
素早く斬り付ける。金属を叩いたかのような甲高い音と感触が返ってきた。
俺の柔らかなプク毛とは似ても似つかない剛毛のようだ。

「グルルル……」

不機嫌そうに唸っている。
背後に視線をやると紺色の髪にたれ目のドワーフが座り込んでいた。
孫娘で間違いなさそうだ。

「嬢ちゃん! コイツは俺が引き付けとくから早く逃げろ!」

「で、でもおじちゃんが……」

「太眉がこんなヤツにやられるわけないだろ! いいから行け!」

俺たちのやり取りを見ていた獣が凶悪な顔を歪めて笑った。
そしてなんと少女を対象にした爆裂系呪文を詠唱し始めた。
まさかコイツ人語を理解しているのか?
いやそれよりもこの魔法はまずい。
俺1人なら魔結界で何とかなるが、少女をかばえば俺が吹き飛ばされる。
爆発か……そういえば昔組んだ僧侶のおっさんに教わった呪文があったな。
MPの少ない俺でも使えるが発動に肉体が耐えきれるかは保障されなかった。
ついでに俺なら眉毛を鍛えれば命だけは助かるかもと助言された。
あれから眉はかなり太くなった。やってみるか

不気味に笑いながら詠唱している魔物に取り付き
ありったけの生命力を送り込む

「うおおおおぉぉ! メ ガ ン テ !」

――こんなことになるなら昨日はケチらず、濃いカルピスを飲んどけば良かった

俺と魔物は光に包まれた

◆◇◆◇◆

――10年後
ガタラ展望台には軍服を着たドワーフたちが集会を警備していた。
そこには張り切って号令をかける紺色の髪の女性がおり、
傍ではいつも杖を付いたプクリポが見守っていたんだとか。

~終わり~
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