ヒント①
魔除け(臭いが強い=魔除け)
(この時点での一般正解率……2%)
ヒント②
イワシの頭&何らかの植物の枝
(この時点での一般正解率……4%)
ヒント③
鬼女または鬼(ヤマンバギャル)
(この時点での一般正解率……20%)
ヒント④
大豆(この時点での一般正解率……95%)
もうお分かりになられた方も多いと思いますが……
正解は節分でした!
■節分とは
季節の変わり目のこと。節分は年に4回あります。
『節分の翌日』はそれぞれ季節が変わった最初の日として扱われ、
二十四節季でいうところの立春、立夏、立秋、立冬に該当します。
ところで、節分が2月以外にも存在していることはあまり知られていません。
冬の節分だけが重要視される理由は
旧暦の元旦が現在の暦での立春に相当するためで、
実際に※新暦が導入された明治6年(1873年)までは
立春とともに新年を迎えるという大きな意味を持っていたからだそうです。
重要な立春の前日なのだから冬の節分は大事にしよう、ということですね。
※明治改暦
布告から実施までの期間が23日という異常な速度での実施。
12月の初めに適用することで12月そのものをすっ飛ばして新暦1月になり、
さらに前年の閏月までも無かったことにして、役人に支払う給料を
2か月分カットした……ように見えて実際は支給時期が遅らされただけでした。
これを政府は2か月分の給料節約に成功と喧伝していたそうです。
支出を遅滞させたという意味ではかなり有効な政策でしたが、
彼らがいうほどの効果は無かったと思われます。いわゆるプロパガンダでした。
年中行事への影響のほか、旧暦用のカレンダーを購入していた庶民が
一斉に返品に押し寄せて大騒ぎとなるなど、今では考えられないような
様々な出来事が起きていたようです。
■クイズのヒントと節分の関係
ヒント①と②は柊鰯(ひいらぎイワシ)のことを指しています。
西日本、特に関西では葉の付いた柊の枝に焼いた鰯の頭を刺したものを
玄関に飾るという謎の風習が残っているそうです。
古来より桃や菖蒲などの臭いの強いものは魔除け厄除けになるとされ、
また柊の枝のようにトゲの鋭いものにも同様の効果があると信じられてきました。
マイナーそうに聞こえる柊鰯ですが、平安時代にはすでに存在していた
由緒正しい風習のようです。紀貫之による土佐日記(935年)に記述あり
ヒント③は鬼を指しています。
季節の変わり目には邪気が生じる、つまり人間にとって悪い影響を及ぼす
自然環境の変化が起きるため、この邪気を霊的存在である鬼として捉えています。
ヤマンバとは鬼女であり、最近ギャル集会が行われるようになったのも
季節の変わり目だったからという推測が成り立ちます。
ヒント④は大豆です。
魔を滅すると書いてマメツ。
大豆はその生命力の強さから神が宿るといわれ、
追儺(ついな)という新年のための宮中行事の中に豆打ちというものもありました。
その名残が現在の豆まきだそうです。
昔、京都の鞍馬に鬼が出た際に当時の人の夢に毘沙門天が立ち
豆によって鬼は退治できるとお告げをし、実際にその通りに退治できたという
話も残っているんだとか。
風習にも逸話にも残るくらいですから豆の神性というものは確かなようです。
■おわりに
今年の冬の節分は2月3日(土)です。
豆まきや柊鰯を自宅で行うのは難しいので、
いつの間にか浸透していた恵方巻きで節分の気分を味わいましょう。
一応江戸時代から伝わる風習というのが、この巻き物を売る口実とされています。
今年の恵方は南南東です。甘党は恵方ロールでもOK!
2月は節分にバレンタインと食品会社の書き入れ時ですね!
■おまけ
調査地点 ガタラ展望台
調査期間 21:30〜22:20
人間大人 ♂3 ♀5
人間子供 ♂3 ♀6
オーガ ♂1 ♀6
エルフ ♂3 ♀6
プクリポ ♂15 ♀9
ウェディ ♂6 ♀5
ドワーフ ♂13 ♀287
ナス 1
合計369
日付、開催数、ドワ子/総参加者、ドワ子率
2016年
9/22 第147回 343/466 (73.6%)4周年回&秋分の日
2017年
1/2 第157回 231/306 (75.5%)お正月
3/2 種族変更メイク道具実装
5/2 第169回 253/310 (81.6%)GW
6/2 第172回 267/345 (77.4%)平日
7/2 第175回 279/353 (79.0%)休日、大型アプデ直前
8/12 第179回 204/253 (80.4%)お盆
2018年
1/22 第195回 287/369 (77.8%)