ドワ子の数だけ謎がある。
ドワ子の数だけ不思議がある。
命の神秘とドワ子たちの心を開く、ムツゴローのゆかいなドワ子図鑑。
冒険日誌やプレイヤーイベントなど様々な分野で活躍するムツゴローさん(82歳)。
32歳のときにムツゴロードワ子王国を建国し、その後スタートしたテレビ番組
『ムツゴローとゆかいなドワ子たち』は20年以上にわたって続く
人気シリーズとなりました。
ムツゴローさんは世界各地に出掛け、多くのドワ子との触れ合いを積み重ねてきました。
アストルティアでドワ子と共に生きていくには何を大切にすべきか、
どうすれば仲良くなれるのか、長年研究を続けてきたのです。
ドワ子と触れ合うときにムツゴローさんが常に言っているのがこの言葉。
「よ~しよしよしよし」
あらゆるドワ子をこの魔法の言葉で手懐けてきました。
仲良くなるためにはよしよしが第一条件であるとムツゴローさんは力説しています。
その効果を実証してもらうために今日はガタラ展望台へとやってきました。
さて、今回はどんなドワ子と出会うのでしょうか。
番犬として優れた性質を持つ『どわわん型ドワ子』がこちらを威嚇しています。
この状態のドワ子に近づくときには細心の注意を払うべきです。
まずは一定の距離を保ちつつ声を掛けましょう。
「よ~しよしよしよし」
『よしよし』が効いて大分仲良くなれましたね。
この段階まで来ればもう安全です。
ムツゴローさんの頭を撫でているのは
強固な信頼関係が構築できたことの証なんだとか。
あんなにも吼えていたドワ子がここまで懐くとは、さすがムツゴローさんですね。
ムツゴローさんがハードコアな格好をしたドワ子、
通称ハードワ子に襲い掛かられています。
このタイプのドワ子は獰猛で、特に空腹時には手が付けられなくなります。
撮影スタッフの制止を振り切って飛び込んで行くムツゴローさん。
「餌が来たどわ!」
「今夜はプク鍋どわ!」
などと盛り上がるドワ子たち。
果たしてムツゴローさんは生きて帰ることができるのでしょうか。
やっとの思いでハードワ子の群れから抜け出してきたところ、
今度はスケバンドワ子に捕まってしまいました。
すでに服は破り捨てられ頭にリボンが括り付けられただけの状態です。
このままではムツゴローさんが捕食されてしまう……。
続行は不可能と判断しスタッフが救助に入ります。
これほどの恐ろしい目に遭ってしまえば、ドワ子への愛情は
さすがに失われてしまったのではないでしょうか。
目を閉じて何かを考えているムツゴローさんに話を聞いてみます。
「今回は命の危険を感じました。しかしそれが良いんです。金も地位も名誉も、人が持つそれらの世俗的なものが何一つ通用しない。だからこそ一個の生物として生きていることを実感できるんです。ドワ子と接することは自らの情熱が試される究極の時間なんですよ」
充実した表情で答えるムツゴローさんに我々スタッフ陣は圧倒されました。
危険な状況にあってもあくまで身一つでドワ子と触れ合おうとするムツゴローさん。
その命懸けでドワ子と向き合う姿は私たちの目に焼き付いて離れないのでした。
~終わり~
☆ドワ子集会プレイヤー名鑑
No.028 ドロンジョ ドワーフ♀
出身地:アグラニの町
ドワ子集会歴:ふつう
集会の過ごし方:スケバン
遠足スタイル:ドルバイク
愛称:ドロンジョ様、ドロ姉
獲得タイトル
DQXドワーフ大賞2018
『年間ドワ子イベント部門』優秀賞(怒輪高として受賞)
人物情報
いまや一大勢力となったスケバンドワ子ルーム『怒輪高』の幹部ドワ子。
同じ怒輪高に所属し、瓜二つの容姿を持つペロリーナさんとは生き別れの姉妹らしい。
最近はウェディ♂に夢中になっている怒輪高のリーダーに対して頭を悩ませている。
ダークグラスをかけた勇ましい姿からは想像し辛いが、
どうやら中間管理職的な苦労人ポジションのようだ。
今回の写真のために通行途中に呼び止め、撫でる仕草をお願いした。
ありがとうございました。