全ての田舎民の憧れ“スターバックスコーヒー”。
都会の洗練された住民たちは日々スタバに通い
いかに複雑な注文を行使できるか鎬を削っているそうです。
私たちが精神的な都会化を達成するには、もはやスタバを避けて通ることはできません。
一人前のシティーボーイ・ガール目指してスタバの基礎知識を確認していきましょう!
①入店
特徴的な緑色の丸看板を見つけましょう。
冠を被り長い髪を流している女性が描かれているアレです。
店内に入ったら席に座らずにレジへ向かいましょう。
(混んでいるときは先に席を取るのもアリです。貴重品に注意)
スタバでは先にレジで注文を行い、商品を受け取ってから席でいただく流れになります。
②注文
田舎者にとって最大の難関です。
スタバはまずメニューが多いですね。
“ビバレッジメニュー”と書かれているのは“ドリンクメニュー”のことです。
ビバレッジとは水以外の飲料のことを意味しています。
スタバはコーヒーチェーンですが、
スイーツのような飲み物にやたら力を入れているという特徴があります。
我々の庶民舌ではコーヒーの良し悪しは分かりませんから、
あえてスイーツ系に行くのは賢明な判断といえるでしょう。
そろそろ暑さが気になる季節になってきましたので
コーヒー・氷・ミルクをミキサーで撹拌した飲料“フラペチーノ”が最適です。
※フラッペ(かき氷)とカプチーノを組み合わせた造語
フラペチーノにも様々な種類がありますが、ここは王道メニューである
“キャラメルフラペチーノ”を選びましょう。
これはデフォルトのフラペチーノにキャラメルシロップを混ぜ、
さらにホイップクリーム、キャラメルソースをかけるという
コーヒーの原型が全く残っていないフローズンドリンクです。
商品が決まっただけではまだ注文することはできません。
ここからサイズ選びとカズタマイズを行います。
スタバにおいて飲み物のサイズはS・M・Lなどという田舎臭い規格ではなく、
ショート(240ml)、トール(350ml)、グランデ(470ml)、ベンティ(590ml)
以上の4種類から選びます。
これらのイタリア語によるサイズ分けは都会では常識ですが、
やはりスタバに挑戦する無法者が後を絶たないためなのか
カウンターにはそれぞれのカップが並べられて
視覚的にサイズの違いが分かるよう配慮されています。
メニューごとに可能なカスタム方法が異なり非常に複雑なので、
今回は我慢してキャラメルフラペチーノで可能且つ無料のものを確認していきます。
基本的に無料でカスタムできるのはその商品に使用されている一部の材料の増減です。
使用されていないものを追加するときは有料になります。
※例外としてチョコ&キャラメルソースは全てのドリンクに無料で追加、増減できます。
キャラメルフラペチーノの場合は
■キャラメルシロップ
■ホイップクリーム
■キャラメルソース
これらの量を多め(エクストラ)、少な目(ライト)、無し(ノン)の3種で調整することができます。
ホイップクリームを増やしたいときは“エクストラホイップ(クリーム)”となります。
長くなりましたがいよいよ注文に入ります。
商品名はキャラメルフラペチーノ
大きさはトールサイズ
カスタムは全てエクストラでいってみましょう。
店員「ご注文をどうぞ」
私「トールサイズのキャラメルフラペチーノをシロップ、ホイップ、ソース多めで」
店員「かしこまりました」
完璧な注文ができましたね!
いちいちエクストラ○○と言うよりはまとめて多めと付けたほうが良いでしょう。
サイズ名を最初に言うと店員がとても助かるそうです。
清算後はレジ横の提供台の前で調理が完了するのを待ちます。
「○○サイズの□□をお待ちの方、お待たせしました」
と案内があるのでレシートを見せてビバレッジを受け取ります。
③食べる
商品を受け取ったら座れそうな席を探しましょう。
このフェイズは席を探すフリをしながら店内の様子を確認できるチャンスタイムです。
国内だけでも1,000店以上展開しているスタバですが、
その内装は一つとして同じデザインの店舗が存在しないというこだわりがあります。
照明の見せ方や壁の材質、家具などのインテリアを盗み見しておきましょう。
あとはお気に入りの席でドリンクを飲み干し、
バッシングカートというゴミ箱らしき設備でゴミや食器を片づけて退店。
以上が初心者用スタバマニュアルとなります。
本番で成功すればこのようにスタバちゃんに笑顔で対応してもらえるでしょう。
これであなたもナウなヤングの仲間入りですね!
~おわり~
同日開催のDWK☆48定期公演
なんとハルルさんが蒼天のソウラに登場していたそうです。
D・W・K! D・W・K!