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真のもふもふ

ゴロ~~

[ゴロ~~]

キャラID
: XT655-114
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 107

ライブカメラ画像

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ゴロ~~の冒険日誌

2018-07-13 05:26:20.0 テーマ:プレイヤーイベント感想

【第212回ドワ子集会】ゴロックリン登場

穏やかなドワ子集会は一匹の毛玉の登場によりプク毛まみれになった。

「毛玉怪盗ゴロックリン! 華麗に参上!」







ああ、何ということでしょう。
私がいつものようにドワ子集会に参加していると
恐ろしい噂の絶えないあの“怪盗ゴロックリン”が現れたのです。
そして皆さんには信じてもらえないかもしれませんが
ゴロックリンはただの怪盗ではなかったのです。
こちらの写真をご覧ください。 無邪気に遊んでいるドワ子たちに目を付けたゴロックリンは、
背後から忍び寄るとおもむろに手の肉球を振りかざしました。
柔らかく、どこか懐かしい匂い(にほひ)のする肉球で触れられたドワ子は
まるでスイッチが切り替わったかのように脱力し、虚ろな瞳をしたまま
ふらふらと覚束ない足取りで近くのバザーへと向かって行きます。
何かのチケットを購入して戻って来たドワ子たちはいそいそと白衣に着替えだしました。
あとはご覧のとおりです。

あどけない少女たちはゴロックリンの手により
一瞬にして知的な研究員へと変貌させられたのです。
お互いの研究テーマについて熱く議論を交わすドワ子たち。
その様子を見て満足したゴロックリンは次の獲物を求めて立ち去って行きました。
想像の埒外の光景を目にした私はしばらく動くことができませんでした。







まったりと寛いでいたドワ子たちにゴロックリンの魔の手、魔の肉球が迫ります。
暑さの影響か少ししっとりとした肉球は、
緩み切ったドワ子たちにいとも簡単に触れてしまいます。
彼女らもまた研究員になってしまうのかと見守っていると…… “ハード”な格好をしたドワ子たちがバッチリとポーズを決めています。
だらけたドワ子の姿はもうどこにもありません。

何の前触れもなく変わってしまった研究員ドワ子にハードなドワ子。
私は怪盗ゴロックリンの能力の正体について一つの仮説を立てました。
彼は対象の人物の持つ性質を“盗む”ことができるのではないでしょうか。
楽しそうに遊んでいたドワ子から“幼さ”を盗み知的なドワ子に、
緩んでいたドワ子から“やわらかさ”を盗みハードなドワ子に、
それぞれの性質を盗むことで変異したのだとすれば。
真相を確かめるべく私はゴロックリンの後を追いました。






やはり間違いありません。
このオーガの男性からは“羞恥心”が盗まれています。
そうでなければ彼の服装は説明することができません。
ゴロックリンの足取りは途絶え、現場には目を覆いたくなるような惨状が残るのみ。
もう怪盗を止めることはできないのでしょうか。

必死に考えを巡らせていると、オーガのおっちゃんから汗の臭いが漂ってきました。
イラっとしましたが、臭さを切っ掛けにゴロックリンの能力の制約を思い出しました。
性質を盗むためには対象に肉球で触れなければならず、
その接触でおっちゃんの臭いが肉球に移っているならば
嗅覚を頼りに追跡することができるのでは。
これ以上犠牲者を増やしてはなりません。
私に何ができるかは分かりませんが、いま彼を追うことができるのは
私以外に存在しないのです。
私は覚悟を決めてオーガの汗の臭いを辿りました。






「もうやめるんだ! ゴロックリン!」

辿り着いた先にはドワーフの少女に忍び寄る怪盗の姿がありました。
私の声に反応したゴロックリンはこちらに振り向くと、
不敵な笑みを浮かべてこう言いました。

「毛玉怪盗ゴロックリン! 華麗に任務完了!
それでは皆様ごきげんよう。 抜け毛も残さずキレイに退散!」

突如として砂嵐が巻き起こり、風が止む頃には怪盗の姿は消えていました。
ゴロックリンの能力に曝されそうになっていた少女は
目前に迫っていた恐怖に泣き出してしまいます。
ひとまず落ち着かせてから何か体に変調が無いか確認していきましたが、
どうやら特に問題は無さそうでした。
私は一人だけでも救えて良かったと安堵しました。
こうして波乱に満ちたドワ子集会は幕を閉じたのです。





■次回予告
後日、全ドワーフを震撼させるニュースがガタラ中を駆け巡る。

『ドワーフ少女、怪盗ゴロックリンに言語能力を盗まれていた』

その少女は話そうとするたびに噛んでしまうという深刻な状態に陥っていた。
取り戻そうにもゴロックリン相手では警察すら匙を投げる始末。
誰もが諦めかけたそのとき、一人のプク男が立ち上がる。
彼は少女が被害に遭った時にその場に居合わせていた。
プク男と怪盗の長きに渡る因縁はあのときすでに始まっていたのだ。

次回、『ガタラの中心で“蟹”と叫んだドワ子』

~おわり~




※たぶん続かない

やりたかったこと……“かわいさ”を盗まれたリサちゃん
裏設定……妙に捜査能力がある主人公は元刑事でゴロックリンに記憶を盗まれている
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