あやねの冒険日誌

コラショという農夫が以前より意中であった娘が、スパイクヘッドへの恐怖心から不眠症になってしまったそうです。コラショさん自身で退治しようにも、バリバリの文系らしく戦闘力に欠けるために討伐隊に依頼したそうです。

スパイクヘッドは、バイキルトで強化し、テンションを溜めてから、箸代わりにもなる全身のトゲを器用に扱って攻撃する物騒な魔物です。針にはテンション吸収の機能があるため、特に素手で触れると危険です。生命力の低下に反比例して会心率が増す特性もあります。
成長すると、針の強度が増し、ダイヤモンドすら貫通するほどになります。さらに成長に伴い、イオグランデや凍てつく波動を覚え、バラモスやヒドラを越える自己自動修復能力を身に付けます。
マ素に汚染されると、持久力が低下してしまうものの、動きが機敏で素早くなり、バイキルトを早口で唱えてから三連続攻撃を繰り出せるようになります。
なお、スパイクヘッドの苦手な魔物はミステリピラーだそうです。

そんなスパイクヘッドをレンジャー、リザードマン、戦士、僧侶の編成で倒しました。
報酬は黄色の宝石です。コラショさんの想いが娘に届いたかどうかは不明です。

ちなみに、スパイクヘッドのシンボルの当たり判定は体の小ささに反して広く、上のような隣り合わせの写真を撮るときの互いの幅を調整するのが難しかったです。