あやねの冒険日誌

チームクエスト「バラモス討伐」をクリアしてきました。
以下、ドラクエの物語上のネタバレ含みます。



ドラクエ世界の魔界というのは、過去にリアルで発売されたドラクエのモンスター図鑑によれば、単一世界ではなく、魔界と呼ばれる空間が複数存在すると考えられているとのことです。その各魔界の中で頂点に立った魔物が魔王となるようです。
昔は同時代に複数の魔王が同時出現することはなかったのですが、様々な伝説が明らかになるにつれて、魔王同士の関係が見れることもあります。

例えば、ドラクエ10ならネルゲルとマデサゴーラ。この二者は別組織ですが、エテーネの民という共通の脅威から同盟関係となりました。
一方で、ドラクエ11のウルノーガとニズゼルファ。肉体と精神を分離されたニズゼルファは、復活のための力をウルノーガに与えたものの、力を付けたウルノーガに疎まれ、肉体を破壊されてしまいます。そこで完全復活のために過去に戻ったニズゼルファは、勇者を利用してウルノーガを討伐させた後に完全復活します。すなわち、ウルノーガとニズゼルファは対立関係です。

では、バラモスとゾーマの関係はどうかと言うと、主従関係です。
ある魔界にてデンタザウルスから進化し数を増やしたバラモス属の魔物の長が竜頭魔王バラモスだと、ドラクエモンスターズの配合ルートや上述の複数魔界説から推測できます。そのバラモスの魔界に、別の魔界の長たるゾーマがやってきて関係を結んだと思われます。その過程は交渉なのか侵略なのかは不明ですが、バラモスはゾーマの配下となりました。

バラモスの戦闘能力としては、メラガイアーやイオグランデといった攻撃呪文だけでなく、バシルーラやメダパニといった妨害呪文も使えます。それに加え、怪力のため、爪の一撃は敵を内臓ごと引き裂き、巨大な岩を小石のように敵に投げ付けて、物理的なダメージも与えます。また、その怪力と重量を生かした地震攻撃であるネクロゴンドの波動は恐ろしい威力です。
さらには、甲殻竜から進化した魔物の長らしく口から煉獄火炎を吐きます。

勇者ロトに倒された後は、ゾーマにゾンビとして蘇させられますが、力を付けたロトに再度倒されます。
その後は冥界にて出会ったサンダーシャウトに歌術や舞踊を指導されたようです。

その後、キングプリーストや冥王ゴルゴナ、謎の不死の魔王など様々な存在に復活させられてはその時代の勇者に倒されます。
そんな勇者との戦闘という宿命を感じるうちに、いつしか勇者に心の奥底で敬意も抱き始めつつあるようです。
また、何度か復活する中、とある魔女一族にバシルーラの魔力を奪われてしまい、その後は協力関係にあった魔軍12将と共に叡知の冠により魔法の迷宮に封印されてしまいます。ドラクエ10のバラモスはそれゆえにバシルーラが使えません。

そんなバラモスとチームクエストクリアのために戦いました。
この日はバラモスと２戦しましたが、赤色の宝箱の中身はなんとどちらも魔王のネックレスで、うち１つの合成結果はこうげき魔力＋５でした。

色々と収穫のあるバラモス戦でした。