ノインの冒険日誌

人それぞれ何か“転機”となる作品があると思います。
それが何になるのかはタイミング次第ですが、私にとってはフロントミッション1stでした。かなり感情を揺さぶられるストーリーで、ゲームで初めて泣かされました。この後で過去のゲームを再度プレイしたら、以前とは違い涙腺が緩くなった自分に気づいてしまった。
それまで、いわゆる剣と魔法のファンタジーものばかりプレイしてたので、硬派な作風の戦争ものは初めてだったこともある。近いものではファイアーエムブレム聖戦の系譜かな？

ジャンルはファイアーエムブレム、スーパーロボット大戦に代表されるようなシミュレーションＲＰＧ。ヴァンツァーと呼ばれる二足歩行兵器をカスタマイズし、キャラクター自身も使用武器の熟練度上昇やレベルアップによるスキル習得で強化されていく。
機体のパーツは胴、右腕、左腕、脚の４つに分かれており、腕を破壊されればそちら側の手持ち武器、ショルダーウェポン、内蔵武器が使用不可になる。脚が破壊されれば、移動力が著しく制限され回避不可になる。胴が破壊されれば他のパーツが無事でもその戦闘から離脱し、修理費用が発生。

世界観は、アジア・オセアニア諸国を主体とするO.C.Nと、南北アメリカを主体とするU.S.Nがそれぞれ共同体として成立している近未来、隆起現象によって南太平洋上に新たに生まれたハフマン島の領有権を巡って二つの勢力が激突（第一次ハフマン紛争）。その後、休戦協定が結ばれる。

シリーズとしてはナンバリングで１～５が出ており世界線は同一。
年代順に１→４→２→３の順になる。５は、１から始まり３の直前まで跨る約２５年間の物語（少年時代の回想や後日談を含めると約５０年）。
それぞれ、主な舞台となる地域は異なる。
他には、世界線を同じくする外伝作品がいくつかある他、別の世界線のタイトルもある。


※ここからは本編２話冒頭までのネタバレ注意










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O.C.U.陸防軍大尉ロイド・クライブは数名の部下と共にU.S.N側へ潜入、兵器工場の調査任務を行う。同僚で婚約者のカレンが先行して工場内部を目視していたところ、驚愕の表情を浮かべて見入ってしまい、敵の接近に気付かず包囲されてしまう。敵の攻撃によりカレンの機体は大破、工場は証拠隠滅の為に破壊されてしまう。その戦闘が原因で再び両陣営は激突、第二次ハフマン紛争が勃発。
ロイドは戦争の引き金を引いてしまったこと、婚約者を失ったことで軍を辞め、場末の闘技場で荒んだ生活を送っていたところ、O.C.N陸防軍大佐のオルソンから傭兵部隊“キャニオンクロウ”の隊長としてスカウトされる。婚約者の仇を討つため、一癖も二癖もある隊員たちを率いて戦い抜いていく。カレンが見たものとは一体何だったのか…、というストーリー。

移植された際に、U.S.N側視点のもう一つのストーリーが追加されましたが、ここでは割愛。


※これから始める人へ、ノーヒントの隠し要素
原作では、あるマップのある地点に待機（誰でもＯＫ）することで反則級の隠し武器が入手できました。リメイクで実装されてるかは不明ですが、念のため。