* 『宮殿の落下は止まった?』
** 『地面スレスレではあったがな』
***『…』
* 『ここまでひどい状況は想定しなかったわー…。』
** 『…間に合わなんだのか?』
* 『2つのエテーネルキューブを接触するだけで
事象そのものは回避できたんだけどね。
この因果自体はかなり強いから、干渉そのものが無理かなー。』
** 『そなたでも無理なのか。
しかしこの状況、本来の因果からは大分外れてしまった。
英雄の先祖などが全員死んでおる』
* 『で、何とかしたいから、
あなたについてきてもらったんじゃない?』
** 『本来は到底無理な話なのだがな。
他6柱にまで頼まれては断ることもできなんだ。
神でも勇者でもその盟友でもないそなた達が
何故あやつらと知り合いなのか。そもそもそなたは何者だ?』
* 『ただのハッカー。じゃ、さっきの手筈でお願い。
…そこの黒いオッサンも、それでいい?』
***『どのみち介入の余地はないのだろう?好きにするがいい。』
* 『その通り。そっちのメリットも残して処置するんだから
約束違反はNG。OK?』
-------------------------------------------
** 『…これで記録に残るのか?』
* 『本人以外は本来使えないんだけどね。
今回は私が例外的に可能にしてる。』
** 『そうか』
** 『――桃色髪の兄弟よ。竜族の借り、確かに返したぞ。』
* 『…この写真だと、読む人勘違いするんじゃない?』
** 『お気にの写真がつけられるといったのはそなただぞ』