はるか昔のお話
10年前のアストルティアは
まだ、人類が生まれたばかりでみんな裸でした
服を着るという文明ができたのは
つい最近の出来事なのである
プクリポはもちろん
他のどの種族もお金も知識もなく
裸であることが日常的で
ゆいいつの金策は闘技場
命をかけてお金を稼ぐしかありませんでした
お金を稼いでも一部の装備しか買えず
頭と盾や浮き輪のみといった
多くの冒険者達は一部まるだしのままでした
運営もこのままでは年齢制限のレートが
まずいと思ったのかついに動き出します
運営が行った対策は
ナスビーラの衣装を全冒険者に配布することでした
ただ、ナスの衣装は想定していたよりも
体への負荷が大きく
進化するナスと退化するナスがあらわれはじめ
やがて
ナスの階級化
そしてナス差別化へと
人類はまた過ちを繰り返していくのですが
それはまた別のお話
そう締めくくられている場合は、たいてい「この先の物語は語りませんが、続きは読んでいるあなた方が想像してくださいね」という作者の想いが含まれています。
作者的にはその話はもう完結しているので、描く人はほとんどいないかと思いますよ。