ティソナの冒険日誌

ちょっと高天原（ばるはら）で、暇してたらデカい竜の神さんが仕事せーへん？ていうから、その場におったみんなでくじ引き引いたら当たり引いてもた。
何回か断ったんやけど、仕方なく仕事を引き受けたんや。

わしの名前は、普廣院（ふこういん）・・・まぁエエか。ホンマはもうちょい長いんやけどな。
ここは、”福引きのおっちゃん”て覚えといて。
え゛福引きやのに゛ふこう゛とか縁起悪いて？
まぁ、しゃぁないやん。自分じゃ自分の名前はつけらへんし。
それに福引きやゆーても馬鹿にしたもんちゃうで？
世の中にはちょっとくじ運良いだけで、将軍て言う国で一番偉い人になれたりするからな(笑)
まぁ、これは福引きやのーて籤やけどな。

ここじゃワシの奮戦記を書いとこ思てな。
ああ、でもその前にこれだけはいうとこ。
籤は運や一発勝負や。外れたら不満を覚えるのも分かる。
でも、結果は結果や。間違っても反乱とか起こしたらあかんで？おっちゃんとの約束や。
おとなしく、その小瓶飲んどき。 さ、仕事仕事。
今日は、ふくまねき候補生たちの新人教育やね。 はい、両手を広げて手の運動から♪
声も出して～

『イ・オ・ナ・ズ・ン♪』 ぎゃー


新人候補生じゃなくて、お客さんでしたか－!？