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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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アスカの冒険日誌

2024-05-04 20:55:57.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第21話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「マーテ様、大変です!島に魔物が迫ってます!」

マイカの部屋の中に、飛び込むように入ってきたユウナ。
彼女の慌てた様子にマーテは、顔を曇らせ

「ユウナさん、それは本当の事なのですか?」

「はい!…島に帰ってくる途中で、突然海中から
大群で現れ、私を攻撃してきたんです!」

「あっ!左肩の辺りが少し焦げてる!」

マイカが指さした先、ユウナの左肩の服が
火で炙られたように焦げていた。

「なるほど……。ユウナさん、帰ってきて早々に
大変だと思いますが、島に駐留している兵士長さんと
自警団の団長さんにこの事をすぐに伝えて来てちょうだい。
それからこっちに戻ってきてね、手当をしてあげるわ」

「はい…では行ってきます!」

そう言い、ユウナはすぐに駆け出して行った。それと
同じ頃に入れ替わるように、今度はアスカが屋敷へと
帰ってきた。

「お養母さん!大変!…島に魔物が…!」

「えっ!?……別の魔物が居るの!」

マイカは驚くが、マーテはアスカを落ち着かせながら
情報を整理し、ユウナが報告した敵の軍隊と状況、タイミングが
似通ってる事から、同じ敵だと判明した。

「ユウナさんが、襲撃を受けていたの!?」

「まさかレヴィヤットも襲撃を受けていたなんて…。
だけど、国にこの事が伝わるとは言え、こちらに
すぐ援軍を出して来られるとは考えられないわ」

ヴェリナード王国から比較的遠い位置にあるバンデクス島。
そこから必要な戦力を整えて、援軍を出すには相応の準備が
必要であるとマーテは話した。

「じゃあ、私たちで”島を守らない”といけない…という事?」

マイカは不安そうに言う。その横では、意を決したように
荷物を下ろし剣と盾の状態を確認するアスカ。

「お養母さん…私、屋敷を出て自警団の手伝いしてくる!」

「待ちなさい!」

「え、でも…」

「あなた自身が危険な戦いに赴かなくても良いのよ?
島の住民を避難させる…そっちに行っても誰もあなたを責めないわ」

自ら戦地に向かう必要はない。そんな意志を養母から感じた
アスカだったが

「お養母さん…私、みんなの為に戦いたいの…!私は
”みんなの盾となる者”。…絶対に帰ってくる!だから
心配しないでお養母さん!」

と言うアスカの瞳には、強い意志とその奥に暖かいものが
宿っていた。それを見たマーテは、少し考えた後に

「……分かったわ。もう止めない…”いってらっしゃい”!」

「行ってきます!」

笑顔でそう言うとアスカは、屋敷から飛び出そうとした時

「待って!お姉ちゃん!」

マイカが静止した。一度部屋に行き、戻ってきたのか
息を荒くしながら

「…はい!これ、出来たよ!」

差し出して来たのは、”絆のピアス”だった。

「!……完成したのね!えーとじゃあ、これかな?」

と、マイカの手からアスカはグレーブルーの宝珠が
填ったピアスを取り、自分の耳につけた。

「もう前みたいな、変な通信にはならないとは
思うけど、リルカお姉ちゃんにピアスが渡せた頃に
私からテストで通信するね!」

説明しながら、残りのピアスをアスカに手渡す

「このピアス、他の機能は…」

「アスカお嬢様!早く!」

ユウナが急かす。それを聞いたアスカは、
頷いた後に振り返る事をせずに
「あとで通信できた時に説明して!」と言い
追うように飛び出していった。

「あ…!大事な所なのに…!」



〜バンデクス島・港〜

「防護柵の設営急げッ!」
「柵が回らない所は、木箱や土嚢を積んでおけー!」

いつ敵の軍が来るか分からない状況の中、自警団と
ヴェリナード軍の駐留小部隊総出で、どんどんと
防衛ラインが築かれて行く。

「これはどこへ運べば良いんだ?」

「その柵の部品は、こちらにリルカお嬢様。」

「リルカー!お前に頼まれたもの持ってきたぞ!」

「エミカさん、ありがとう!こっちに下さい!」

アスカ達よりも先に、ユウナから敵の襲撃を聞いていた
リルカとエミカは、自警団とともに防護柵を含めた
防衛ライン形成の手助けをしていた。

「ご苦労さまです!…リルカお嬢様方、防衛ラインの構築の方は
我々で残りを行いますので、住民の避難誘導をお願いしても
よろしいでしょうか?」

「ここは任せろ、リルカ。それにお前のほうが島に詳しいだろ?」

「分かりました。…こちらをお任せます!」

そう言ってリルカは、兵士に避難誘導を待つ住民の場所を聞き
そちらへと駆け出して行った。

〜続く〜
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