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空翔ける釣り人

イロハ

[イロハ]

キャラID
: YS345-864
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 天地雷鳴士
レベル
: 127

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イロハの冒険日誌

2023-06-30 11:44:58.0 テーマ:釣りじまん

【両生類との分岐点!?】ポリプテルスの生態【イロハ水族館】

いつもイロハ水族館をご愛顧いただきありがとうございます。

今回は、魅力的な古代魚「ポリプテルス」の生態を紹介します。

【生きた化石ポリプテルスとは?】
ポリプテルスは、ポリプテルス目ポリプテルス科に属する魚類の総称で、現生するものは17種が知られています。
ポリプテルス目としては、なんと約4億年も前のデボン紀に、硬骨魚類の共通祖先から派生したとする研究があります。


【概要】
・主な生息地は熱帯アフリカの淡水です。川や湖の浅いところで、水草がたくさん生えているところを好みます。
・体長は30cmほどのものから1m近くになるものまで様々です。(現在展示している個体は98cm。それでも大型水槽に入れると小さく見えますね笑)
・肉食性で、小魚やエビ、カニなどを食べます。
・夜行性で、遊泳能力は高くない種が多いので、夜に動きの鈍くなった獲物を、捕食します。
・特徴的な硬いウロコ「ガノイン鱗」を持ちます。菱形の鱗1枚1枚が強固に連結され、さらにその表面には粘膜質の表皮が重なり皮膚と同化しているため、硬すぎて包丁でも捌けません!
・環境適応能力が高く、飼育しやすいことから、観賞用古代魚として人気があります。


【多くのヒレ】
・「ポリプテルス」は「多くのヒレ」という意味で、その名のとおり、背中から尾に至るまで多くの背ビレがあり、尾ビレはありません。
・背ビレは約10枚ですが、これが多いほど大きく育つとされており、背ビレの多い個体ほど人気があります。


【魚類?両生類?進化の分岐点】
ポリプテルスは以下の様々な面白い特徴を持ち、魚類と両生類との進化の分岐点にいるとされています。

その1:発達した胸ビレについて
・ポリプテルスの多くは、水底をはうように生活しています。
・その胸ビレは筋肉と関節が発達しており、まさにこれから上陸だ!と言わんばかりです。イモリの前足のようにも見えませんか?
・水たまり間をぺたぺたと歩いて(はって)移動するところも観察されています。

その2:外鰓(そとえら、がいさい)について
・ポリプテルスの幼生は外鰓(そとえら、がいさい)を持ちます。
・外エラってなに?というと、ウーパールーパーの顔のまわりのビラビラをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。体外にひらひらと伸びたエラです。
・両生類の幼生も、ポリプテルスと同じようにこの外エラをもつのです!

その3(1):肺について
・ポリプテルスは肺をもち、空気から直接呼吸することができます。このため、湿地や小さな水たまりなど、エラ呼吸が十分できない環境でも生きることができます。
・両生類の成体や爬虫類が肺を持つことは、言うまでもないですよね。

その3(2):肺の補足(原始的な「浮袋」?!)
・上陸!の話とはズレますが、現在の多くの魚が持つ浮袋は、ポリプテルスなどが持つ肺から進化したと考えられています。
・「え?おかしいな」と思ったあなた、しっかり読んでくださりありがとうございます笑
・魚類→両生類→爬虫類と進化したなら、浮袋→肺の順じゃないの?と思いませんか?!ここが非常に興味深いところです!!
・かつてはそう考えられていましたが、遺伝子研究から、肺→浮袋の順に進化したことがわかりました。
・つまり、上陸しようと肺を発達させたものの、「やっぱり上陸やめた〜」と、水中に戻っていった魚類たちが、いらなくなった肺を浮袋として使うようになったのです。
・ちなみに、肺を発達させる以前に分岐した魚類(サメやエイの仲間など)は、肺も浮袋も持たず、肝臓に軽い脂質を持つことで浮力を得ています。


【締め】
興味深い生態、独特の愛らしいフォルムをもつ魅力的な古代魚「ポリプテルス」を見に、ぜひイロハ水族館へお越しください。

現在、本館で開催中の企画展「古代魚展」のほか、世界の気候館「熱帯エリア」の大水槽でも展示しております。

なお、生態記事はできるだけ正確な情報を記載するよう努めていますが、万が一間違い等ございましたら、コメントでご教示いただけると幸いです。


〜〜お魚好きの方、ぜひお越しください〜〜 
イロハ水族館
  本館     ジュレ13981うるわし3番地 
 和風館    同1番地
  世界の気候館 同2番地
 ※ご連絡くださればお招きのつばさ差し上げます。 
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