いつもイロハ水族館をご愛顧いただきありがとうございます。
先日、世界の気候館の北極南極エリアにて「コウテイペンギン」の飼育を開始した旨、お知らせしました。
さて、みなさん、コウテイペンギンは有名ですが、別種でキングペンギンというペンギンがいることはご存知でしょうか?
……私は知りませんでした!!!笑
コウテイペンギンだと思い込んでいましたが、もしかしてキングペンギンなのでは…?
そんな疑問を抱きました。
そこで、それぞれの違いを勉強しながら、当館のペンギンがどちらなのか、見分けてみましょう。
1.生息地
コウテイペンギンは南極大陸に生息します。
キングペンギンは”亜”南極地域の島々を主として、南米パタゴニアなどでも見られます。
2.身体の大きさについて
コウテイペンギンは体長100〜130cm、体重20〜45kgで、世界最大のペンギンです。
キングペンギンは体長85〜95cm、体重10〜16kgで、コウテイペンギンに次ぐ大きなペンギンです。
3.名前の由来について
コウテイペンギンは、皇帝。
キングペンギンは、王様。
名前の由来は何でしょう?
人類は、かつて世界中を旅し、世界最大のペンギンを発見しました。「ペンギンの中の王だ!」ということで、キングペンギンと名付けたわけです。
その後、19世紀になり、人類が南極に進出できるようになると…何ということでしょう!もっと大きなペンギンがいるではありませんか!
しかし「キング」の名前はもう使ってしまいました。どうしよう、ということで、「皇帝」の名を与えました。
4.身体的特徴について
いよいよ、両者を見分けるため、身体的特徴を調べていきましょう!
(1)体色
両者の似通った特徴である側頭部及び胸の黄・オレンジ色ですが、
コウテイペンギンは淡い黄色、キングペンギンは鮮やかなオレンジ色をしています。
また、背中はコウテイペンギンは黒、キングペンギンはグレーです。
(2)頭とフリッパー(羽)について
ネットなどで写真を見比べると、何となくコウテイペンギンの方がシュッとしていて、キングペンギンはちょっとずんぐりむっくりなイメージ。
これは、キングペンギンの方が、体全体に占める頭の割合が大きいからです。
また、フリッパー(羽)もキングペンギンの方が大きく、足近くまで伸びています。
(3)最大の決定打
見分けるための最大の決定打は、
首元の黒(グレー)が閉じているか開いているか。言い換えると、黄・オレンジ部がつながっているか分断されているか。
コウテイペンギンは首元の黒色が開いていて、黄オレンジ部が側頭部〜胸につながっています。
キングペンギンは首元の黒色が閉じていて、オレンジ色は分断されています。
…言葉で言ってもわかりにくいので、実物を見てみましょう!
(1)体色
鮮やかなオレンジ色、背中のグレーがはっきりとわかります。
→キングペンギンの特徴
(2)頭とフリッパー(羽)
頭とフリッパーが身体全体に占める割合が大きく、ずんぐりむっくり系の形をしています。
→キングペンギンの特徴
(3)最大の決定打
ゲーム内の画像からでは悩ましいですが、
伸びをしている個体がいますが、コウテイペンギンならもっとはっきり黒い部分が開き、黄オレンジが繋がるはずです。
→キングペンギンか?
(4)体長
ダメ押しで体長も見てみましょう!
私はウェディ女なので身長は160cm〜175cm※
ペンギンは伸びをしている個体でも私のヒザ上腰下ほど(80〜90cmほど?)しかありません。
→キングペンギンの特徴。
以上のことから、
当館で飼育を始めたのは……
キ ン グ ペ ン ギ ン
でした。
皆様方におかれましては、以前に誤った記事を掲載し、申し訳ありませんでした!
ペンギンちゃんたち、間違えてごめんね笑
今更ですが、「キンペンカプセル」というアイテム名から気付くべきでした。
なお、DQXショップでは「キングペンギンやコウテイペンギンに似たタイプ(以下略)」と、どちらの種なのかは明言されていませんでした。
※ウェディ女の身長データはのあぴぃさんの2022年4月の日誌から引用させていただきました。ありがとうございました。他の種族の身長も記載されていて面白い記事でした。
★★★
イロハ水族館はR6.3/13(水)で開館2周年!
記念祭は4/14(日)まで続きます!!
★★★
〜〜お魚好きの方、ぜひお越しください〜〜
イロハ水族館
本館 ジュレ13981うるわし3番地
和風館 同1番地
世界の気候館 同2番地
※ご連絡くださればお招きのつばさ差し上げます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜