せつかの冒険日誌

  バトルロードが好きです。
  三度のごはんよりというほどではないですが、絆のエンブレムを砕いてハッピーハートになるシステムの提案を検討するくらいには好きです。

  そんなバトロマニアがお届けするモンスター愛の詰まった日誌、第三回はおまちかねプリズニャンです！

※ 攻略ではないので間違いの指摘や苦情は一切受け付けません   うちのプリズニャン、名前はタマニャンです。
  まずこのプリズニャン、強いか弱いかで言うと、間違いなく弱いです。
  でもそういう問題じゃないんです。
  プリズニャンの魅力は言うまでもなく、その愛苦しい顔、だらしないボディ、そして見る人をイラつかせるしぐさにあります。火力なんか飾りです。

  でも観賞用だけでも寂しいので、バトロで使ってみましょう。
  モンスター愛を持ってすれば、スペックの低さをカバーすることなど造作もないことです。

  ということでスキル構成は
    マーシャルニャーツ18
    ツメスキル40
    ちからアップ40
    ちりょう25
で行きましょう。
  バッジはある程度融通が効きますが
    ダッシュラン金
    スカルゴン金
    キラーマシン金
    フウラ金
あたりがおすすめかなぁ。

  プリズニャンの比較対象は、同じ爪使いのドラゴンキッズとメタッピーです。
  このうち火力はドラゴンキッズ、身の守りや耐性はメタッピーには到底敵いません。
  じゃあプリズニャンはどこで勝てばいいのか。
  実はこのプリズニャン、装備はローブ系、基礎魔力そこそこ、基礎スキルにヒャドラインがあるなど「後衛向けの特徴を持った物理アタッカー」なんです。
  もちろん魔力覚醒等のスキルはないので、ヒャドの心得に振るのは筆者と言えども愚かすぎてできません。
 
  となると一番の強みは「前衛モンスターで唯一、炎耐性最強の水の羽衣を着れること」この一点に尽きます。
  バトロに限らずこのゲームにおいては、炎属性の攻撃が猛威を振るいます。
  水の羽衣はセットで着れば炎耐性60%という超性能ですから、これを生かさない手はありません。

  さらに、無駄に高い基礎魔力に治療18で取れる回魔60を加えれば、回復魔力錬金なしでもトータル250近くに達します。
  ザオの成功率は回魔230で95%が通説。確定ラインの280に届かずとも、十分に実用的なレベルと言えるでしょう。

  これにより、緊急時のザオを使えるアタッカーという、明らかに他の二匹とは差別化できる特徴を持たせることができます！
  
  キングヒドラの火球連弾を食らって蒸発するPT、しかし白煙の中からゆっくり立ち上がり、ケロッとした表情でザオを唱えるプリズニャンの姿が目に浮かびます。浮かびますよね？浮かぶはずです。
  
  水セットは腕も自由なので、装備も安く上がります。
  もちろん黄龍セットに身を包んだドラゴンキッズやメタッピーよりははるかに打たれ弱くなりますが、バッジで大幅にHPを盛れるバトロにおいては誤差と言い切れ…言い切れ…言い切りましょう。それが愛。

  バッジは素直に火力とHPがアップするものを選んであげるといいと思います。
  爪使いには鉄板のダッシュラン(氷属性付与)、スカルゴン(氷属性強化)、キラーマシン(二回行動)の組み合わせ。魔物が使うタイガークローはいわゆる修正前、モーションの短かったころのものですから、フウラ(行動間隔短縮)も、元々高い素早さと相まって生きてきます。

  ここまででわかるとおり、筆者はプリズニャンの熱狂的ファンです。
  バージョン2の稼働当初は、ピラミッド六層に平然と連れて行ったりしていましたし、バトルロードでも初期のアタッカーとして活躍してもらいました。
  しかし仲間モンスターが続々と追加され、力不足もさることながら、育ち切ったモンスターを連れ歩くことにメリットがないのは寂しい限り。
  小屋でボーッとアホ面さげてるタマニャンに、また活躍の機会を与えてあげたいものです…