「このあいだ、アンタの孫っていう『まかろん』って娘(サブキャラ)が来てってんな。」
「うん」
「でなぁ、5章クリア時点でおウチからもお祝いしてなあ、上司から証プレゼントさせてもろてん。」
「うん」
「そしたらなあの娘、貰った瞬間、オーバースローで証をなぁ、壁に向けて投げよってな。」
「うん」
「いちおさ、あの『証』ってのな、設定として、だれかれかまわずホイホイ貰えるもんじゃないー、言うて渡したんやけどな、いきなり変化球の握りでオーバースローかますってどうなん?」
「うん」
「最近な、『おまとめナントカ』ていう便利なアイテム?あれ出てな、証はしょーじきゴミやん。でもな、いきなりキレのあるスライダーとかかますのってそりゃないやろ?証もなぁ、壁に当たって『カツーン!カツーン!』いうてたわ。」
「うん」
「さっきからアンタ『うん』しか言うてないけど、話聞いとる?人が真剣に話しとるときはな、ちゃんと聞かなならんで?てか何か言うこと無いん?」
「・・・普段は訛ってるんですね。」
「せやなあ、ウチかて仕事やしなあ・・・。」
-あとがき-
サブのまかろんが賢者の証を貰った時のことです。
現在、証って正直ゴミでしかありません。速攻で投げ捨てましたが、当時としてはものすごく嬉しかったなあ、そんなことを思ってます。