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聖銀のもふもふ

プロメテウス

[プロメテウス]

キャラID
: GT942-415
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 102

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プロメテウスの冒険日誌

2017-07-21 15:42:56.0 2019-06-09 21:03:28.0テーマ:その他

『光の王子と闇の王子』~プロローグ~

これは、悲しい運命を背負った双子の王子の物語。
光の世界に生きた弟と、闇の世界に生きた兄。
二人が出逢う時、すべての歯車が動き出すーーーーー

ある所に、大きな王国がありました。
城下町は活気に溢れ、行き交う人々で毎日賑やかです。
あちこちに草花が彩るこの国の中央には
青い屋根で白壁の大きな美しい城がそびえたっておりました。
特に今日という日は特別でした。
お妃様が二人の王子をお産みになったのです。
双子の赤ん坊は皆に祝福され、国中で盛大にお祝いをしたのでした。
しかし、その双子の赤ん坊は病弱で今にも死んでしまいそうでした。
国中が嘆き悲しみますが、成すすべは何もありません。
そこへ現れたのは、闇の世界に住む魔女でした。
美しく怪しいその魔女は、王様にこう言いました。

「私の魔法で、赤ん坊の病気を治してやろう。
 そのかわり、双子の内一人を私に渡すんだ。
 安心しな。双子が産まれたというお前達の記憶を
 綺麗に消していってやるからね」

王様とお妃様はとんでもないと言いました。
けれども、二人の王子が両方死んでしまってはもともこありません。
王様は、本当に病気を治せるのかと言いました。
魔女は高々と笑い、持っている杖の先端をくるくると円を描くように回しました。
するとどうでしょう。
杖の先についた魔石から、魔法がキラキラ飛び出し
双子の赤ん坊の片方に降り注がれていきます。
たちまち赤ん坊の一人は顔色が良くなり、病気はすっかり治ってしまいました。
元気になった王子を抱き上げて王様とお妃様は大喜びで言いました。
どうか、もう一人の王子の病気も治してくれ、と。
魔女はニヤリと笑って言いました。

「では、もう一人の赤ん坊は頂いていくよ。
 なぁに、心配することはない。
 王子の18歳の誕生日。
 再びこの王国に連れてきてやるからね。
 それまで双子だったことは綺麗に忘れるがいい」

そう言い残すと、魔女は真っ黒な竜の姿になって
ベッドで横たわったままぐったりする赤ん坊を掴み
窓から大空に羽ばたいて行きました。
王様とお妃様はただただ呆然とするばかりでしたが
王子がキャッキャと腕の中で笑っていたので
もう一人の王子のことをすっかり忘れてしまいました。
漆黒の竜が王国の上空をぐるぐる回るのを、国民の全員が見上げました。
そして国民の誰もが、もう一人の王子のことをすっかり忘れてしまいました。
魔女が魔法をかけたからです。
それから、病気だった王子が元気になったと広まり
国中はまた活気に満ち溢れ、賑わいを取り戻したのでした。
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