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負け組王子

モンスケ

[モンスケ]

キャラID
: EM135-488
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 89

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モンスケの冒険日誌

2018-03-24 13:33:42.0 テーマ:その他

負け組王子Ⅷ 〜邂逅と別離の狭間で… その5〜

お金に汚い?踊る宝石「かねすけ」と出会った翌日…

オキナ「キミに剣術をレクチャ〜してやろう」

なんと!?オキナが突然僕に剣を教えてくれると言い出した??

アーちゃん「叔父さん!?一体どう言う風の吹き回しデシか??」

オキナ「モンスケ君が新たな相棒を迎えるには、レベルを100にしなきゃならんと言うではないか?その手助けをしてやろうとワシが言っておるのじゃよ」(さっさと強くなって相棒を見つけてくれんと、いつまでもワシの可愛い姪っ子につきまとうでな…)

アーちゃん「なんか魂胆がありそうデシ」

オキナ「ば…バカを言いなさい!!ワシは純粋に前途ある若者の指導をだな…と…とにかくモンスケ君!剣を構えなさい!!この天然理心流免許皆伝のワシが剣を教えてやるぞい!!」(ワシってシブイのう〜)

僕は確か北辰一刀流だったのでは??と言った…

オキナ「細かいコトは気にするな、流派なんぞ名乗ったモノ勝ちじゃわい」

アーちゃん「経歴詐称デシ…」

オキナ(ぬおっ!??ワシの可愛い姪っ子が疑いの目で見ておる??)「と…とにかくさっさと剣を構えい!!」

僕は渋々剣を構えて、教えを受けるコトにした…

オキナ「なんじゃ?そのへっぴり腰は?そんなんじゃスライム一匹倒せんぞい!ワシはこの通り剣を抜かんから試しに斬り掛かってみい!!」

アーちゃん「偉そうなコト言って怪我しても知らないデシよ」

オキナ「バカ言いなさい、このワシがこ〜んな青い小僧に??有り得んぞい」

僕は挑発に乗って斬り掛かった…が…オキナは軽やかに躱した??

オキナ「若いのう…こんな安い挑発に乗るなんて、そんな情けない攻撃じゃ例え99回攻撃しても100回目も当たらんぞい」(これぞ負け組の矜持じゃ!…ワシってカッコえ〜のう)

その後オキナは口先だけでなく、僕の攻撃を何度も躱し続けた…

オキナ「もうへばったのか?情けないのう〜」(し…しぶといのう…流石にワシも疲れたぞい……)

僕は「例え99回躱されても100回目には当てる!!」と言い攻撃した!!

オキナ「なんじゃと!!?」(冗談じゃないぞい!100回も付き合ってられんわい!!)

オキナは剣を抜き僕を弾き飛ばした!!

アーちゃん「剣を抜いたデシ!!ウソ付きデシ!!」

オキナ「何も攻撃せんとは言うておわんわい!…それになかなかえ〜スジしておるでコレからも稽古を付けてやるぞい!」

僕は「師匠!!」と言い深く頭を下げた。

オキナ「だ…誰が師匠じゃ!!……まあたまには弟子を取るのも、ええかも知れんのう〜」(コヤツを弟子にしておけば、ワシの可愛い姪っ子がワシを見る目も変わるじゃろう…ワシって頭良すぎじゃわい!)

僕は剣を構え稽古の続きを…

オキナ「ま…まてまて〜い!!剣の道は一日にしてならずじゃぞい!慌てるプクは何事も得られん!…心配せんでも鏡心明智流の剣術は逃げはせんぞい!!」(こんなしぶとい小僧の相手なんぞ、身体がいくつあってもたらんわい!!)

僕は確か天然理心流だったのでは??と言った…

アーちゃん「その前は北辰一刀流だったデシ…」

オキナ「こ…細かいコトは気にするな」

こうして僕は、剣の達プク??であるオキナに師事するコトになった。
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