お金に汚い?踊る宝石「かねすけ」と出会った翌日…
オキナ「キミに剣術をレクチャ〜してやろう」
なんと!?オキナが突然僕に剣を教えてくれると言い出した??
アーちゃん「叔父さん!?一体どう言う風の吹き回しデシか??」
オキナ「モンスケ君が新たな相棒を迎えるには、レベルを100にしなきゃならんと言うではないか?その手助けをしてやろうとワシが言っておるのじゃよ」(さっさと強くなって相棒を見つけてくれんと、いつまでもワシの可愛い姪っ子につきまとうでな…)
アーちゃん「なんか魂胆がありそうデシ」
オキナ「ば…バカを言いなさい!!ワシは純粋に前途ある若者の指導をだな…と…とにかくモンスケ君!剣を構えなさい!!この天然理心流免許皆伝のワシが剣を教えてやるぞい!!」(ワシってシブイのう〜)
僕は確か北辰一刀流だったのでは??と言った…
オキナ「細かいコトは気にするな、流派なんぞ名乗ったモノ勝ちじゃわい」
アーちゃん「経歴詐称デシ…」
オキナ(ぬおっ!??ワシの可愛い姪っ子が疑いの目で見ておる??)「と…とにかくさっさと剣を構えい!!」
僕は渋々剣を構えて、教えを受けるコトにした…
オキナ「なんじゃ?そのへっぴり腰は?そんなんじゃスライム一匹倒せんぞい!ワシはこの通り剣を抜かんから試しに斬り掛かってみい!!」
アーちゃん「偉そうなコト言って怪我しても知らないデシよ」
オキナ「バカ言いなさい、このワシがこ〜んな青い小僧に??有り得んぞい」
僕は挑発に乗って斬り掛かった…が…オキナは軽やかに躱した??
オキナ「若いのう…こんな安い挑発に乗るなんて、そんな情けない攻撃じゃ例え99回攻撃しても100回目も当たらんぞい」(これぞ負け組の矜持じゃ!…ワシってカッコえ〜のう)
その後オキナは口先だけでなく、僕の攻撃を何度も躱し続けた…
オキナ「もうへばったのか?情けないのう〜」(し…しぶといのう…流石にワシも疲れたぞい……)
僕は「例え99回躱されても100回目には当てる!!」と言い攻撃した!!
オキナ「なんじゃと!!?」(冗談じゃないぞい!100回も付き合ってられんわい!!)
オキナは剣を抜き僕を弾き飛ばした!!
アーちゃん「剣を抜いたデシ!!ウソ付きデシ!!」
オキナ「何も攻撃せんとは言うておわんわい!…それになかなかえ〜スジしておるでコレからも稽古を付けてやるぞい!」
僕は「師匠!!」と言い深く頭を下げた。
オキナ「だ…誰が師匠じゃ!!……まあたまには弟子を取るのも、ええかも知れんのう〜」(コヤツを弟子にしておけば、ワシの可愛い姪っ子がワシを見る目も変わるじゃろう…ワシって頭良すぎじゃわい!)
僕は剣を構え稽古の続きを…
オキナ「ま…まてまて〜い!!剣の道は一日にしてならずじゃぞい!慌てるプクは何事も得られん!…心配せんでも鏡心明智流の剣術は逃げはせんぞい!!」(こんなしぶとい小僧の相手なんぞ、身体がいくつあってもたらんわい!!)
僕は確か天然理心流だったのでは??と言った…
アーちゃん「その前は北辰一刀流だったデシ…」
オキナ「こ…細かいコトは気にするな」
こうして僕は、剣の達プク??であるオキナに師事するコトになった。