再び相棒を失った僕は迷宮に籠もりひたすらボスに戦いを挑んだ…
そんな僕の目の前に……
にゃんこ将軍「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ…」
僕は目の前に現れた猫に何処かで聞いたコトのある言葉を言われた?
にゃんこ将軍「弱者は強者の糧となるべき。糧にすらならない弱者は存在する価値すらねえ…」
どうやら猫は自分が強者で僕のコトを弱者だと言っているらしい?
にゃんこ将軍「こんな血で血を洗う修羅共がうごめくこの現世こそ地獄と呼ぶにふさわしくないか?」
地獄?この魔法の迷宮のコトを言っているのだろうか?
にゃんこ将軍「かかってくるなら如何ともし難い力の差をちったあ埋めてからかかって来い!」
僕と猫は戦うコトになった……が…その戦いは猫が油断したのか僕が勝った…
にゃんこ将軍「油断?何のことだ?これは『余裕』というもんだ」
僕は「でも負けたら意味ないっすよね?」と言った…
にゃんこ将軍「信じれば裏切られる。油断すれば殺される。殺される前に殺れ!」
僕は「だから僕が勝ったやん…アンタ僕に何を求めてるの?」と言った…
にゃんこ将軍「決まってんだろ。閻魔相手に地獄の国盗りだ」
つまり猫は僕に…ボスモンスター達を相手に魔法の迷宮を全攻略しろと??
僕は「負け組なので無理です…勝てません…」と答えた。
にゃんこ将軍「生まれがどーのこーのじゃねえ。お前が弱いから悪いんだ」
僕は「じゃあたった今僕に負けたアンタは何?」と言った……
にゃんこ将軍「そんな時代に生まれ合わせたのなら、天下の覇権を狙ってみるのが男ってもんだろ」
僕は「いやいや…このドラクエ世界では女性キャラの方が強くて逞しいんです…勇者姫しかり…かの女性神官しかり……もはや男が天下なんてとても無理っすよ」と猫に言った…
にゃんこ将軍「フ…フフフ…フハハハハハハハ!!ハーッ!ハハハハハ〜!!!」
猫は笑いと共に消滅した……
僕は思った…一体誰の真似だよ??と……