魔法の迷宮にはスライム愛溢れる愉快?な仲間達??が存在していた。
僕はスライムの哀戦士となり(された…)再び迷宮を徘徊していたのだが…
なんと!?僕の元を去った「すらりん」が目の前に現れた??
すらりん「その姿…遂にスライムの哀戦士として覚醒したんだな?」
僕は「無理矢理された…カッコ悪いからなんとかしてくれ」と言った…
すらりん「オメーは何もわかってねーみたいだな?」
僕は「何を?それに一体今まで何処にいたんだ?」と言った。
すらりん「オイラはオメーを覚醒させる為に敢えて離れていたのさ…そう…オメーがスライムの哀戦士として目覚める為にな!!」
僕は「な…何だって!!??一体何の為に??」と聞いた。
すらりん「オメーに最も足りない部分をわからせる為さ……それは…」
僕は「そ…それは??……」と言った…
すらりん「真にスライムを愛する心さ!!!」
僕は「なっ!!??真にスライムを???」と言った!!
すらりん「オメーも見ただろう?あのスライムを愛する者達の姿を?」
僕は小さく頷いた……
すらりん「アレこそがスライムを愛し過ぎた者達の成れの果て…即ち究極のスライム愛に溺れスライムの悲しみと残念な想いを背負った最も哀しい男達…」
僕は「つまりそれがスライムの哀戦士?」と言った。
すらりん「まあな……オメーもコレからはスライムの悲しみと残念さを背負って戦わねばならん…それがスライムの哀戦士としての定めだ」
僕は「嫌です…早く元の姿に戻して下さい」と言った。
すらりん「さあ…もう逝け…オイラがオメーに教えるコトはもう何も無い……」
僕は「ねえ?僕の話聞いてる?」と言った。
すらりん「スライムの悲しみと残念さに目覚めたオメーを新たな相棒が待っている」
僕は「ねえ?マジで聞いてる?」と言った。
「すらりん」はゆっくりと背を向けその場を去った……
「え??ちょ…ちょっと〜!!!」…僕は「すらりん」を呼んだが彼は二度と戻らなかった……