新年早々に従兄弟のモンスーガが謎の女プクを伴い訪ねて来たのだが…
モンスーガ「折角連れて来てやったのにオメーはコイツのコトを知らねーって言うんだな?」
僕は縁も所縁も無いプクだと言った。
謎のプク子「酷い!!…何処までもついて逝くって約束したのに!!」
モンスーガ「オメーそんな約束をしておいて知らねーなんて失礼なヤローだな?見損なったぜぇ」
僕はそんな約束をした覚えは全く無いのでプク違いじゃないのか?と言った。
モンスーガ「なんだか面倒なコトになりそうだな?オレ様は邪魔者みてーだから帰るぜぇ…」
僕はその場を去ろうとするモンスーガを捕まえた。
モンスーガ「おいおい……勘弁してくれよ…」
どうやら彼女の名前はモンタナと言うらしいが……何処の誰だか全く覚えが無い
モンタナ「本当に覚えて無いんですか?」
僕はプク違いだと言った。
モンスーガ「コイツはこんなトボけた顔をしちゃいるが嘘は言わねープクだぜぇ~やっぱりプク違いじゃねーのか?」
モンタナ「もしや記憶喪失になったのね!?あの哀しい戦いの数々を忘れる訳がないわ!!」
モンスーガ「記憶喪失!?モンスケが??」
僕は哀しい戦いとは何なのかを聞いた。
モンタナ「貴方はかつてスライム達の哀しみを背負い戦ったスライムの哀戦士です…」
モンスーガ「ぶっ!!!す…スライムの哀戦士!??職プク(職人)ばかりでスライム1匹倒せないコイツが???」
モンスーガは大笑いした……
モンタナ「スライムの哀戦士は選ばれし偉大な戦士です!!」
モンスーガ「いや…お嬢さん……やっぱりアンタのプク違いって奴だよ…オレ様はモンスケとは長い付き合いだがコイツは冒険よりお金ってタイプだからな…戦士なんて絶対無理だぜぇ」
モンタナ「そ…そんな……幾星霜を経てプクリポに転生してまでようやく探し出したのに…プク違いなんて……グスン」
モンタナは街中で大泣きし始めた…
モンスーガ「参ったな…どーすんだよ?」