謎に包まれたスライムの哀戦士とは何者なのか?
果たしてその目的は?
その謎を探るべく僕らは博学である友プク(友人)モンジローの家を訪ねた。
モンジロー「モンスケ??君がギルド以外の場所に足を運ぶなんて一体どう言う風の吹きまわしだい?それにモンスーガまで来るなんて」
僕は理由を説明してスライムの哀戦士について知ってるコトが無いか尋ねた。
モンジロー「エッ!?スライムの哀戦士??君が??それは何かの間違いだろう?三度のメシよりお金稼ぎと暇さえあればギルドで職プク(職人)してる君が戦士???」
モンタナ「哀戦士様を侮辱しないでください!!」
僕をスライムの哀戦士だと思っているモンタナはモンジローに迫った??
モンジロー「この騒がしいお嬢さんは誰だい?」
モンタナ「ワタシはスライムの哀戦士様の従者です!何処までも付いて逝くと約束したんです!!」
モンジロー「は…はあ……従者?…このモンスケの?…職プクだから助手の間違いだと思うんだけど…」
モンタナはモンジローを睨みつけた……
僕はとにかく知ってるコトが無いか尋ねた。
モンジロー「古い歴史書に記されてるのを見たコトがあるよ…彼等は1000年程前に活躍した戦士達らしい…スライム達の残念な思いを背負い戦う哀しき戦士達と記されていたよ」
僕はスライム達の残念な思いとは?と聞いた。
モンジロー「古い話なので伝承による記録だけど彼等はスライムを愛し過ぎた為に幾星霜を重ねても例えシリーズが変わっても笑顔を絶やさずいの一番に冒険者達に殺され続けるスライム達の残念な思いと深い哀しみを背負い変異した戦士達らしい…」
僕は何処に行けば会えるの?と聞いた。
モンジロー「もういないよ…1000年前を最後に哀戦士達は姿を消した」
モンタナ「な…何を言ってるんですか!!現に目の前に哀戦士様が!!」
なんと!?モンタナはモンジローの襟首を掴んで迫った??
モンスーガ「お…おい!落ち着けよ!」
モンジロー「ゲホ!ゲホッ!!…と…とにかくスライムの哀戦士達の記録は1000年前を最後に記されていなかったよ…最後の哀戦士の名前は何とかスケって記されていたな…古い記録だったから字がかすれていたけど……」
モンタナ「さ…最後の哀戦士様は……1000年前に??…そ…そんな……転生を繰り返して哀戦士様を追って来たのに……」(バタッ!!)
な…なんと!?事実を知りモンタナは気を失い倒れた??
モンスーガ「お…おい!!しっかりしろよ!!」