それは実に長い眠りだった。
あまたの敗北を重ね、苦渋や辛酸を舐めた日々
そうして積み重ねた冒険の数々すら忘却の彼方へ〜
おそらく自分を知るモノは、かの地にはいないだろう?
そんな気分すら感じ始めた頃
青い敗北者は突然目覚めたのだ。
青いプク「なんだ??この場所は???」
突然目を覚ました「青いプク」
「青いプク」は、おそるおそる立ち上がり周囲を見回した。
奇妙な寝床の背後に広がる海?どうやら港町のようだ。
そして巨大な倉庫のような家なのだろうか??
青いプク「そうか、僕はこの世界に戻って?いや戻されたんだ!」
自分がどれほど長い眠りについていたのか?
うつろい逝く世界に対応できるのか?
己を知るモノが未だ存在しているのか?
大きな不安を抱え「青いプク」は再び歩き出したのだ。
そして大きな溜息をつきながら、呟いた。
青いプク「あ〜〜また負け続ける日々が始まるのか・・・」