再び樹の下に呼び出された「青いプク」
今度は一体どんな野郎(男)が呼び出したんだろう?
憂鬱な気持ちで待ち合わせの場所へ向かったのだが・・・
武器職プク娘「遅いデシ!!」
スラ帽プク娘「でち!!」
なんと!?そこには武器職人風のプク娘と、エンゼルスライム帽子を被ったプク娘がご機嫌斜めな様子で、待ち構えていた??
青いプク「もしかして・・・ぼくを呼び出したのは?」
武器職プク娘「アタシ達デシ!!」
スラ帽プク娘「でち!!」
「青いプクは」思った。
(いくらなんでも、マニアックすぎる二人では??)と・・・
青いプク「お気持ちは嬉しいのですが、ご両親も心配されているので、今日のところはどうかお引き取りください」
武器職プク娘「何を訳のわかんないコトを言ってるデシか?パパもママも随分前に祖国で天に召されてるデシ!」
スラ帽プク娘「召されてるでち!」
青いプク「コレは大変失礼いたしました・・・何というかその・・ご愁傷様です」
武器職プク娘「何を言ってるデシ!?アンタの両親でもあるデシ!!」
スラ帽プク娘「あるでち!!」
青いプク「エ〜〜ッ!!!じゃあまさか君たちは・・・ぼくの・・・」
武器職プク娘「そうデシ」
スラ帽プク娘「でち」
「青いプク」はショックで気を失いかけた・・・
武器職プク娘「しっかりするデシ、もう何年も前の話デシ、パパとママは姉弟で力を合わせて、しっかり稼ぐように遺言したデシ、忘れたデシか?」
青いプク「え?今何と?」
武器職プク娘「しっかり稼ぐようにデシ」
青いプク「いや・・・その前・・・」
武器職プク娘「姉弟で」
青いプク「キョーダイ!!??」
武器職プク娘「そうデシ、アタシはアンタの姉の「モンプリン」デシ」
スラ帽プク娘「あたいは「モントワール」でち」
衝撃の事実を知り「青いプク」は目の前が暗くなった・・・
青いプク「いや・・・しかしどう考えても仮に姉弟だとしても立場が逆なのでは?・・・と思いますが・・・」
武器職プク娘「何を言ってるデシか!疑うならログアウトして自分の冒険の書の並びを確認してみるデシよ!!」
スラ帽プク娘「みるでち!!」
「青いプク」は冒険の書を確認した・・・なんと!!??
確かに順番が
「モンプリン」
↓
「モントワール」
↓
「モンスケ」と並んでいた。
青いプク「ってことは??」
武器職プク娘「アタシ達は正真正銘、アンタの姉デシ!!」
スラ帽プク娘「お姉さまとお呼び!でち!!」
「青いプク」は天を仰いで思った。
(どうせなら・・・もっとこう・・・)