3千万ゴールドの負債を抱え、住む場所も失い
途方に暮れた「モンスケ」の姉「モンプリン」と「モントワール」
二人の姉を連れ「モンスケ」は、今後の対策を話し合うことにした。
プリン「遂に住む所も失ったデシ・・・」
トワール「オマケにお金も無いでち・・・」
モンスケ「姉弟3プク一緒にいられるだけ、全然マシですよ」
トワール「そうは言ってもお金が無ければ、この宿だって明日には出されるでちよ・・・世の中お金なんでち」
モンスケ「住む所なら大丈夫ですよ」
プリン「どう言う意味デシ?」
モンスケ「さっき宿の支配プクに10万ゴールドほど支払っておいたので、食事付きで半年はこの部屋を貸してくれるそうです」
プリン&トワール「アンタやるデシ・でちね・・・」
モンスケ「問題はどうやって3ヶ月で3千万ゴールドを稼ぐかですが、姉さん達は見かけによらず結構高いレベルの職人ですよね?職人で稼ぐのが一番妥当かと思いますが」
プリン&トワール「見かけによらずは余計デシ・でち!!」
プリン「それに・・・先立つモノが無くて素材も揃えられないデシ・・・アタシもトワールも負け組で職人するためだけに作られたプクだから、遠出してキラキラを満足に集めるコトも出来ないデシ」
トワール「あたいなんて、家すら持ってないでちよ」
プリン「エ〜ッ!!??アンタホームレスだったデシか!!??」
トワール「お姉さま・・・今更知ったでちか・・・それにお姉さまの家だって家具が一つもないでち」
プリン「そうなんデシ、やる気の無い家デシ」
プリン&トワール「不幸な姉妹デシ・でち」
モンスケ「え・えっと・・・お金ならココに7百万ゴールドありますよ」
プリン&トワール「エ〜〜〜〜ッ!!!???」
プリン「あの強欲な大家さんに、払ったんじゃなかったデシか!?」
モンスケ「払ったのは有り金の一部ですよ、おそらく姉さんが最初に借りたお金も1千万ゴールド程度でしょう?利息が膨んで3千万ゴールドになったんです。どうせあの大家のコトですから更に利息を取ろうとするのは初めからわかりきってました。なのであの場は目先の3百万ゴールドをちらつかせて、1年間の滞納分の利息に当てるように仕向けたんですよ、首尾良く返済期日を3ヶ月も延ばしてくれたので、仮に3ヶ月後に利息を要求して来たとしても、1年で3百万ゴールドですから3ヶ月では75万ゴールドですね、3ヶ月後に入る3千万ゴールドで目が眩んでる大家は気が付かなかったみたいですが、実はちゃんと誓書も取りました。あの手の高利貸しは1年も滞納すれば利息は1千万ゴールド以上は取られますからね〜全く悪どい商売ですよ、そうやってお金に困ってるプクをいじめてるんです」
プリン&トワール「アンタの方が悪どく見えるデシ・でち・・・」
モンスケ「それにしてもあの大家・・・負け組の被害プクを装ってましたけど、今の負け組って一体どうなってるんですか?」
プリン「商業界を裏で操ってるって噂デシ」
トワール「負け組はもうモンスケちゃんが社長をしていた頃とは、全然違うでち・・・お金の為ならなんでもやるでちよ」
プリン「殺プクだって平気でやるみたいデシ」
モンスケ「殺プク!!??「モンタナ」は??ぼくが指名した社長の「モンタナ」はどうしてるんですか??彼女が殺プクの指示まで出してるんですか!!??」
プリン「1年も経てば色々変わるデシ、それにコレはあくまで噂デシよ、アタシ達みたいな下っ端の職人は上層部の事なんか、全然知らされないデシよ」
ぼくは、かつての部下「モンタナ」に会わなければいけない気がした・・・
*だらだらと自分でも想定外の物語になりましたwww
しばらくは大人しくしますwww