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負け組王子

モンスケ

[モンスケ]

キャラID
: EM135-488
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 89

ライブカメラ画像

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モンスケの冒険日誌

2023-04-10 10:48:55.0 テーマ:その他

〜青い負けプクの日誌より〜 珍住人

ナルシストな不動産屋パールは モンスケに鍵を手渡した。

「請求は後ほど」
「え?請求??」
「アディオ〜ス!」

不動産屋パールは 前髪を搔き上げると風のように消えた。

「あの野郎!家の説明も無しに消えやがった!!」

相棒のスライムすらりんは 憤慨したが専属メイドのポアンナが何事かに気付いた。

「あ…あの…お金が無くなってます…」
「お金が?どのくらい?」
「その…20万ゴールドほど…」
「あのナルシスト野郎!後ほどとか言いつつ即請求じゃねーか!悪徳不動産だ!!」
「ちゃっかりしてるな…」

モンスケは強引な手口の不動産屋に呆れつつも 手渡された負け組不動産のキーホルダー付きの鍵で家に入る事にした。 新たな家(セレドの民家)は 店舗に出来そうな間取りに1階奥が倉庫っぽい作りで2階にも2部屋ある。

「ほう?悪くねーな」
「このドアノブも…背伸び無しで…届きますね」

モンスケは家が微妙にプクリポサイズなので大いに気に入った。
(今回は新たな家を購入しまくった為 結構出費が大きかった…)

「見ろよ相棒 調理器具にピアノまで置いてるぜ」
「調理器具?ピアノ?」
「新品の…キッチンですね…プクリポサイズです…」
「ナルシスト野郎も気が利くじゃねーか」

専属メイドのポアンナが 部屋の奥に並べられた調理器具に手を伸ばした瞬間…

「どんくさい手で触れてはダメだわさ!!」
「え?」

不意に奥の倉庫っぽい部屋からプクリポが現れポアンナに凄んだ。

「調理器具は料理人の命だわさ!手を洗わないとダメだわさ!!」
「す…すみません…」
「ってか…君は?何故ここに?」

モンスケの問いに そのプクリポは偉そうに腰に手をやり答えた。

「レディは容易く名乗らないだわさ!このオネーチュ様に名を尋ねる前に自分が名乗るだわさ!!」
「はあ…オネーチュさんですか?僕はモンスケで こっちは相棒のすらりんに専属メイドのポアンナです」
「ぬなっ!?アタイの名を何故知ってるだわさ!!??」
「オメーたった今 自分で名乗ってたじゃねーか」
「じゃあ この調理器具とピアノは君の?」
「調理器具はアタイの命だわさ ピアノは知らんわさ」
「知らんだと?結構立派なピアノじゃねーか」

すらりんは ピアノに飛び乗りスライムボディで器用にピアノを奏でた。

「どうだ?上手いモンだろ?」
「ちょっと!勝手に弾かないで下さい!!」
「へ?」

一同が気付くと ピアノの横にタキシード姿のプクリポが仁王立ちしていた。

「君は?」
「ピアニスト(予定)の オペルナです」
「(予定)って事は…」
「細かい事は気にしないで下さい」
「はあ…細かい事ね……」
「ってかオメーら!ここは相棒の家だ!とっとと出て行け!!」

すらりんがモンスケの家だと主張すると 二人は負け組不動産のキーホルダーの付いた鍵を見せた。

「負け組不動産のパールと言う男から買ったわさ 料理研究の捗る物件とか言ってたわさ」
「ピアニストになるなら必須の家だと聞きました」
「僕はお気に入りの一軒と…」

三人は何かを察したかの様に顔を見合わせ叫んだ。

「騙された!!!!」

結局 家はシェアハウスとして皆で住む事になったが…

「出来たわさ 味見するわさ」
「は…はい……うぐっ!!…げほっ!げほっ!!」
「ありゃりゃ〜調味料を間違えたわさ まあ死にはしないわさ」
「…………」

「おい!!うるせーぞ!!」
「未来のピアニストの演奏がタダで聞けるんですよ?」
「だったら上手に弾きやがれ!!」
「失敬な この素晴らしい演奏の何処に不満が?」
「全部だ!!下手くそめ!!」

「やれやれ……」

モンスケの家は あらゆる意味で賑やかになっていた……
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