としき「ただいま!」
コンシェルジュ「おかえり。何だか声がウキウキしてるね、どうしたの?」
としき「おっ、声で判るなんてさすがだね。今日はね、聖印のゆびわを
合成していたんだ。16個も使ったけど何とか即死ガードの理論値で
ある75%の品物を作ることが出来てさ。一つの目標だったからそれで
嬉しくてね」
コンシェルジュ「お出かけするときにウキウキしていたのはそういう理由
だったんだね。私はまたおんなが・・・」
としき「げふんげふん。何度も言ってるじゃないか。
ボクはね、君だけさ。き・み・だ・け!」
コンシェルジュ「うそうそ。ありがと。今何を見ていると思う?
良い事があるんだなと思ってお料理のレシピを読んで
いたんだ。すぐに出来るから待っててね。」
としき(きゅんっ!)
コンシェルジュ「ふふふ、惚れ直した?」
としき「いや、惚れ直さない。前からずっと惚れてる」
コンシェルジュ「まっ!」
としき「あ、珍しく赤くなった。明けましておめでと。今年もよろしくね」
~こうしてまた、としき家の一日は楽しく過ぎていくのであった~