父が脳出血で倒れてから、1年。
左半身マヒはなかなか良くならず、多少左手足は動くものの
歩くことはできません。
不幸中の幸いにも、とても環境の良い施設に移ることができ
車椅子では移動できるようになりました。
やっと落ち着けるかなと思った今日この頃。
父から電話がきた。
父「一刻も早くここを出たい。」
クスリ「!はっ?!(◎_◎;)」
ちなみに朝7時。クスリは本日も仕事です。
父「ナースコール押しても来るまで1時間かかる」
「死にたいと言ったら、死ねばと言われた」
「ここの看護は最悪、もう居たくない」
さて落ち着きましょう。
病院にいた頃から同じような話は何回かありました。
クスリ「あのねお父さん、施設の人が死ねばと言うなんて
すごく問題なことがだよ?本当に「死ねば」と言われたの?」
父「死ねば・・・的なこと言われた。」
はい。濁してきたぞ。
クスリ「死ねば的って、実際はなんて言われたの?」
父「死にたいと言ったら、じゃあ娘さんは殺人犯になって
GMに捕まると脅された。」
とりあえず、施設移動は難しいし、移動して環境が良くなるとは思えない。
今の環境を良くするよう考えようと説得。
そして仕事の休み時間中に施設長に電話。
クスリ「お世話になってます〜すみません昨日何かありました?」
施設長「昨日はちょっと落ち込んでたようで・・・」
「死にたい、娘に殺してもらうと言ってて・・・」
「それでは娘さんが殺人犯になってしまう、
娘さんの望みはお父さんがリハビリ頑張って
元気になることですよとお話したのですが・・・」
なるほど、だいぶ把握。
施設長「昨日は夜3時くらいにコールでトイレ介助をしたのですが、
不安なのかそのあとも連続でコールがあって
しかし部屋に行くと特に用はないと言われてしまい
夜勤は1人しか居ないので、用がある時だけ呼んでくださいとは
お話してるんですがね〜(;^_^A」
クスリ「・・・ご迷惑をおかけしてます(ー ー;)」
施設の方とも上手くやって欲しいので、折り合いを付けるために
話し合いが必要かなと思ったのですが。
施設長「いえ、今必要なのはお話を聞いて落ちついてもらう事だと思うので
後ほど私が傾聴の時間を取ります」
施設長は丁寧でとっても良い方です。
ありがとうございますありがとうございます。
しかしどうしようかな。
そろそろ奥の手を出したほうがいいかしら?(・ω・)
〜つづく〜