カモタマの冒険日誌

こんばんわ、アストルティアのバターことカモくんです。
アミル姉さんと被ったネ☆

真面目に書くっていうのはアレよ。
最近のドラクエ10がなんだかブレッブレな件。
火消し業者も大変でしょう。
なにせ運営がこの体たらく、勝てない裁判に強制参加させられた弁護士の気分じゃないかと思います。

まだ今年始まって二週間ちょいなのにご苦労様です。

んで話を戻すとブレッブレな件。

カモくん昔、舞台に立ってたんですよ。
それで飯を食ってく気は無かったから学生時代限定なんだけども、舞台やる時に本番とまったく同じようにやるゲネプロっていうのやってからダメ出しで言われたセリフがあるの。

「やりたい演技をすることがいい演技をすることではない」

脚本書いた人はどういうつもりで書いたのか、見てる人にどう見せたいのかを読み取って自分なりに演技するわけ。
でもどうしても「やりたいこと」が出てくる。

ここでこういうアドリブ入れたいとか、ちょっと全体的に少しキャラを変えてみたいとか。

それでやりきるじゃん？でもそれは自己満足なのよ。
自分のやりたい演技 ＝ 見てる人を納得させる演技    ではないのよ。

逆を言えば自分が納得してない演技でも見てる人が納得してる可能性があるということ。
価値観の違いだったり表現の違いなんだけど、大事なのは見てるお客さんなんだよね。

カモくんね、学生時代から最近まで友達と組んでゲーム作ってたの。
いくつか作品があるんだけど、全部RPGツクールで作って素人が集まるコンテストっていうか、ちょっとしたイベントに出展したこともあるの。

でね、その時に大切にしたのが「プレイヤーが楽しめるか」だったんよ。
プログラムいじれるといろんなシステムが構築できる。
だからいろいろ複雑にしたり、斬新さを求めたりしちゃうんだけど、それがイコールでプレイヤーの楽しさに繋がるわけではない。

作り手は苦労した分だけ満足感も得られるけどね。
プレイヤーは複雑すぎたり斬新すぎて理解が追いつかないシステムに対してすぐに投げ出す。
そうするとせっかくのシナリオや演出も見てもらうことなく終わっちゃうわけ。

そもそもプレイする気持ちがそこで萎えるから。

システムなんてのはシンプルでいいんだよ。
それこそドラクエ3くらいの感じで。
画質だって最近のFFみたく凝りに凝る必要はなくて、その世界が魅力的に見えればファミコンレベルでもいい。

ゲームとは要するに、如何にプレイヤーが遊んでて楽しいと思えるかが大切。
こうしてほしい、ああしてほしい、ここでボスに苦戦してほしいなんていうクリエイター側の都合は介入させるべきじゃない。

ズルして全部の戦闘から頑張って逃げて二個くらい先の町で強い武具買ってもいいじゃないか。
それでボスをワンターンキルしてもいじゃないか。
ひったすらレベル上げまくってラスボスボッコしてもいいじゃないか。
ずっと先のダンジョンに先回りして宝箱回収してもいいじゃないか。

そういうのはプレイヤー側にとって「してやった！」っていう一種の喜びに繋がる。
そういう風に脱線したら脱線したなりの結果が返ってくるってのはゲームの楽しみ方として有りなんじゃないかな？

クリエイター側が大事にするべきは、その世界を壊さないこと。
そしてプレイヤーがその世界に魅力を感じてくれるよう世界を構築すること。
今のドラクエ運営に圧倒的に足りないものではないかと思う。

作った側は魅力を感じるのさ。
自分の子供みたいなもんだから。
一生懸命作って育てて世に出したんだから。

でもそんなのプレイヤーには関係ない。
演劇も、ゲームも、自己満足では良いものは作れない。
その教訓は今の仕事にも生きている。

長々と真面目に語ってしまったが、インしないとネタがないんですよ。
まーそのうちインします。
金払ってるけどインしないからクレームも言わない。
実はすっげー良客ですわ俺w

広場荒らしまわったけどな！
バンどころかレッドマンもまだ来ない！悔しいです！