ねねの冒険日誌

名作ジャパネスク１


落語以外の古典芸能を新カテゴリー化ねね～～

『勧進帳』は歌舞伎の演目ねね(∩´∀｀)∩
歌舞伎十八番の１つなので、世間の認知度☆☆☆☆★（星４つ）かな？

ちなみに原形の能楽では、舞台となる地名から『安宅』ねね。



さて本編ねね(=ﾟωﾟ)ﾉ

牛若丸こと源義経の活躍もあり、源氏は悲願であった平氏打倒を実現。

しかし義経の人気と戦術の才を恐れる兄・頼朝に疎んじられ、義経、弁慶ら一行は北陸経由で奥州（岩手県辺り）に逃れざるを得なかった。

そして、所は何処、安宅の関（あたかのせき。現在の石川県）。


自粛警察
「　営業停止中のパチ屋のため、勧進（寄付）を募ってると言うのはその方たちか？　」

弁慶
「　はい。　次の寄付金集めに岩手県に向かう途中にございます。　何卒、ここを通して頂きたくm(__)m　」

自粛警察
「　自覚症状のない陽性患者が出歩いているとの情報もある。　ＰＣＲ検査結果を見せてみよ　」





弁慶が別の書類を、さもカルテのように見せかけて、スラスラとドイツ語でそらんじてみせると･･･････。

自粛警察
「　（何て言っているかチンプンカンプンだけど）あいわかった！　」

弁慶
「　ならば都市封鎖の解除をm(__)m　」

自粛警察
「　ならん。　今、県外ナンバーにはみんなが神経質になっている。
　　特に感染者ゼロの岩手県（2020年5月10日現在）は、ことのほか過敏だ。
　　
　　さらに、そこの剛力彩芽似の強力（荷物持ち）が、顔が赤くて熱っぽいのにマスクもしてない。　
　　これは通せんなぁ　」





義経
「　こっちの大柄なオッサンの方が、マスクしてても赤ら顔で暑苦しそうじゃん　」

弁慶
「　ええい！　荷物持ちの貴様がマスクしないから正義マンに疑われてしまったではないか！？　」

義経
「　いや、小柄な僕に荷物持たせずに、ガタイのいい自分が持てよなぁ～　」
　
弁慶
「　この憎っくき荷物持ちめ！　お前など、こうしてくれる、こうしてくれる！！　」


どすん、どすん、ガン！！


自粛警察
　「　わ、わかったわかった。　通ってよし！　」










自粛警察　　「　あ　」

弁慶　　　　　「　あ　」



そして義経は正史から消えた。


Special Thanks
弁慶　もれもーれ様