ばんばんの冒険日誌

【サイバーパンク・サンタクロース】

紀元××年、物質と情報が高度に統制された管理社会の中、サンタクロース達は子供達に夢と希望を届けるため、レジスタンスを組織する。

聖夜を制するのは、政府か、サンタか…

「全くしつこい奴らだぜ…そ～ら『プレゼント』だ！」


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というわけで、毎度おなじみ写真コン応募しました日誌です。

今回は全くピンとくるネタが浮かばなくて、いつまでもぐずぐずと。
やっと着手したのが〆切前日の夜になってからでした。

アイディアの方向性としては、一つは人情ものっぽい方向性を考えてましたが、これは！という情景が浮かばず行き止まりに。

もう一つは近未来のサンタクロースという方向性で、こちらも今いちピンと来ていなかったのですが、応募しないよりまし…というくらいのつもりで作り始めました。

と、始まりはピリッとしない感じだったんですが、不思議なもので、実際に手を動かしてみると、あれよあれよとイメージが固まって行って、３時間くらいでそれなりに満足いくものを応募することができました。

ドレスアップは、サンタクロースの赤白を基調に、SFっぽい装備を組み合わせていきました。
防衛軍のズボンは最初から軸に据えようとしていて、これにサンタっぽさを出すためにサンタの手袋とブーツをそのまま組み合わせました。
頭は最初はサンタ帽子を考えてましたが、ちょっともっさりした感じになるので、思い切り未来感に振ってリアクターに。一番迷ったのは体上でしたが、試行錯誤して、どうぐつかいの服を合わせた時に、全体がピタッとはまった気がしました。

次はロケ地の検討。ここは無機質で未来感あるロケーションということで、最初からナドラガントの聖塔を構想してました。中でも、衣装の色合いとのコントラスト、そして冬っぽいイメージから、氷の聖塔をチョイス。サンタの袋っぽくなりそうなわらいぶくろをお供にしてロケハンへ。
適当に上に登ってるうちに、床が透明なゾーンがあっていい感じだったので、そこでいろいろポーズを撮っているうちに構図もあっさり決まりました。
「ハートをえがく」のポーズをすると、わらいぶくろが飛び上がってくれて、タイミングを合わせてシャッターを切るとちょうと肩の上くらいになってくれます。

これが初期バージョンです↓
これだけでもそこそこまとまった感じになりましたが、もうちょい華やかさを足したいなあという気がしてきたので、サブを連れてきて、光源を出してもらうことにしました。

最初はゴールデンライトなどを想定していましたが、「めいそうの特技がいいかな？」→「それなら、右手の上から光らせたら何か必殺技みたいに見えるかも！？」みたいなノリで撮りました。後は、それっぽい設定を文章に落とし込んで完成です。


完成形としては、去年のドラクエミュージアムの「クール＆プリティ」に応募した「ドワッチャッカ・アストロノート」のリメイク版みたいになりました。（近未来という時点である程度イメージはしてたけど）

これは当時結構気に入ってたのですが、入選できなくて残念だった思い出があるので、もう一度作品に活かすことができてよかったです。

そんなこんなで、着手が遅くなってバタバタとしましたが、終わってみれば結構満足いく作品が撮れたな～という思いです。

やっぱり、頭の中でうんうん唸ってるだけじゃなくて、手を動かしながら考えるのが大事なんだな～と改めて思いましたね。

ではでは、長文失礼しました。そしてメリークリスマス！