【また、明日が来る】
故郷を失った男と、主を失ったロボットが、
一日の終わりに、共に並び空を見上げる。
「見ろ、真っ赤っ赤だなあ」
「トテモ赤イ…トテモ綺麗デス」
男の目に映る陽が滲む。
それでも、明日は来る。
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とこんな感じで応募しました!
最近サボっていた写真コン応募日記ですが、やっぱり継続するのが大事だなと心を入れ替えて書くことにしました!
※以下、4.3のストーリーに多少触れています。
さて、今回の「5000年の旅路」は、ver.4で旅した各時代がテーマ。
どの時代も魅力的ですが、やっぱりおいらはドワ男!だからもちろんウルベア帝国!というわけで、ver.4.3の世界を舞台に撮ることにしました。
ver.4.3で一番衝撃を受けたのが、ダラズ大鉱脈です。
おいらの中でドワーフと言えば労働、働く男たち!
なので過去に飛んだ先が強制労働所だったときは興奮マックス!でした。
しかもレジスタンス活動もしてる!めっちゃかっこいい!
ということで、ここを舞台に撮ることは即決だったので、どんなテーマで撮るかに頭を捻りました。
ここで働くドワーフたちは一見陽気に見えますが、彼らの祖国、ガテリア帝国は既に滅ぼされている。彼らは故郷を失ってしまっているのです。
一方、ダラズに配置されている魔神機たちも、元々はウルベア帝国のために生み出された存在ですが、指令を与えた者たちは既にいない…。
そんな彼らが、けれども明日に向かって歩まなければならない、という思いをテーマにすることにしました。
「明日」を表現するには、朝日か夕陽かなと思いましたが、「遠き山に日は落ちて」みたいなイメージで、労働には夕陽の方が合うかなと考えました。
あとはひたすら、最高の夕陽が撮れるまで粘りまくるだけ。
夕陽の時間になっても、砂嵐が吹いたらだめだし、そもそも夕陽の落ちる位置が日によって変わるので、撮れない日はまったく撮れない。
というわけで、想像以上に日数がかかりましたが、やっと最高の沈み位置、沈み加減、光輪の形が揃った作品が応募したものです。
人物の小ささとか、作品としてどうかな?というところもあるけど、大好きな場所で大好きなテーマで撮れたので満足です。
最後に、ダラズ大鉱脈のウンバクくんの台詞を置いて締めたいと思います。
「ガテリアに残してきた かあちゃんと妹……
もうふたりには会えないけど
きっとおいらを応援してくれてるっす。
「どこにいても精一杯はたらいて
はずかしくない人生を送ることが
いちばんのとむらいじゃないっすかね!
読んでくれてありがとう!