アスカの冒険日誌

　
　　若者　「よーよーよー、フォステイルちゃん！

　　　　　　　お前のその　『三味線を弾くの仕草』　が欲しくて、こちとらティア中を探し回ってるってぇのに

　　　　　　　まぁ～あ、どこに行っても全然出会えねぇってのはどういう事なんだ？　んあぁ？！」
　



　フォス　「これは三味線ではなく、リュートだ。

　　　　　　　それに、私は定期的にいろいろな場所に出現しているぞ。

　　　　　　　そして、一つ所に小一時間ほどは滞在している。」　

　　



　　若者　「うっせぇ！　理屈語ってんじゃねぇ！！」



　　　　　　　
　フォス　「　　！！！　　」




　　若者　「大体が、５回も会わなきゃ仕草の一つももらえねぇとか、

　　　　　　　何をじらしプレイしてくれちゃってんだよ！　あぁ？！」




　フォス　「・・・・・」




　　若者　「５回も偶然に出会える奇跡なんてのが起きるなら、　　
　　
　　　　　　　世の中奇跡だらけで、リーネの会心合成も必要無くならぁ！！」




　フォス　「・・・・・しかしだな、」




　　若者　「あぁ？」




　フォス　「他の皆は、フレの足コメやらツィッターやらで情報を得て、難なく私の所へ会いにきてくれているぞ。」




　　若者　「あぁ～？！　　フレだぁ～？！　トゥイッターだぁ～？！」




　　若者　「・・・あぁ、もうダメだ。　も～うラチがあかねぇ。」


　　若者　「このままテメェとくっちゃべってても、もうラチがあかねぇ！　

　　　　　　　いいから背中のその三味線、とっとと俺によこしやがれ！！」




　フォス　「ぐぁっ！！　この男、なんて横暴なっ・・・！！」












　？？？　「おい、そこのド金髪！　おふざけはそのくらいにしておくんだなっ！」




　　若者　「だ、誰だ！！　　ってか、この声は！！」




　アスカ　「そう、俺の名はアスカ・・・・・・・黒服（人間Ｖｅｒ）だ！」


　　若者　「げっ！！」








　アスカ　「ほぉ、よく見ればその、昔なつかしのベッカムヘアーは、グレンの福引所で会った金髪クンではないか？」




　　若者　「うっせぇ！　これはベッカムヘアーじゃねぇ！」




　アスカ　「なんだ違うのか。　

　　　　　　　だったらその真ん中のトンガリで、どこかに刺さりに行く為にそんな髪型にしているのか？」




　　若者　「ぐぬぬぬ！　言わせておけばっ・・・・！」




　アスカ　「ふふっ。」




　　若者　「いや、今俺は、ここでお前とこんなやりとりをしている場合じゃない！

　　　　　　俺は　『三味線を弾くの仕草』　を手に入れるんだ！」




　アスカ　「・・・・・。」




　　若者　「くそ！　面倒だが後４回、会いに来いと言うんだったら、行ってやるしかねぇのか・・・くそがっ！」




　アスカ　「・・・なるほど。　君はフォステイルとの出会いを望んでいるんだな？」




　　若者　「そ、そうだ！　悪いか！」
　 　　







　アスカ　「フォステイルとの出会いを望んでいるという事は

　　　　　　　君は、フォステイルを欲っしているわけだな？」




　　若者　「・・・・・？　そうだ。　一体何が言いたい？」




　アスカ　「つまりは、フォステイルを欲っしていると・・・。」




　　若者　「・・・・・？」




　アスカ　「フォステイルを欲っしている」
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・

　　　　　　「フォステイルをほっしている」
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・

　　　　　　「フォステイルをホッシテイル」
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・

　　　　　　「フォステイルをフォッステイル」
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・

　　　　　　「フォステイルをフォステイル」
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・

　　　『　フ　ォ　ス　テ　イ　ル　を　フ　ォ　ス　テ　イ　ル　！　』
　　　　　　　　　　　　　　　　　（　欲　っ　し　て　い　る　！　）












　アスカ　「くぅ～、くっくっくっ」




　　若者　「てめぇ、何しにきやがった！　　モリナラに帰れっ！！」
　

おしまい。







次回！　「黒服が行く！」１Ｓｔシーズン最終回！！

『③バシっ娘☆バンリィ編』を見逃すな！！