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ビギナーズラック

ジュセ

[ジュセ]

キャラID
: XZ412-052
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 124

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ジュセの冒険日誌

2015-08-29 00:41:15.0 テーマ:その他

【ジュセの旅行記】 一日目② カミハルムイ着

列車はエルトナの大地を走る。
「わー。すっごいねー。」
カムシカの群れ。大きな川。遠方にそびえ立つ塔。変わったものを見つけるたびにシュピは声をあげる。
こういったものにはあまり興味が無いのかなと思っていたが、案外そうでもないらしい。
そういえば引っ越してきた頃に外を散歩した時もこんな感じだった気がする。
シュピのガイドを聞いているうちに、時刻はお昼前。列車はカミハルムイ領に差し掛かっていた。
「シュピ、そろそろ着くよ。忘れ物ないようにね。」
一面の桜に夢中なシュピを呼び止め、下車の準備をする。



王都カミハルムイ。古来よりエルフが治める、エルトナ大陸一の大国だ。
過去に何度か存亡の危機に直面するが、乗り越えてきた。50年前には遷都を経て、今に至る。
列車から降りたシュピは相変わらず落ち着きが無い。私が何か注視する時は手を繋いでいないと、ふらふらとどこかへ行ってしまう。
いい大人達が恥ずかしいが、プクリポだから一見、子供達がはしゃいでるようにしか見えないのが救いか。
「さて、まずは…。」
「お昼ごはんだね。」「ごはんごはんー!」
珍しく意見が一致する。
「おー、ジュセも段々分かってきたみたいだねぇー。」
腕組みをして、頭をこくこく振りながらシュピが言う。
「誰かさんのせいで、お腹ぺこぺこだからねぇ。」
結局朝からパン一切れと、アズランで買った煎餅を数枚しか食べていない。さすがに限界だ。
「お昼はがっつり食べたいな。この近くだと…この店とかどうかな。」
「おー!いいね!いこいこー!」


がつがつがつがつ。
無我夢中でどんぶりを頬張る。
駅中にあるこの店は、ガイドブックにも「絶対に寄りたいお店」として大きく宣伝されている。
世界的にも有名なエルトナ牛のどんぶりを格安で、しかもお腹一杯食べられるのだ。
腹ペコだった私達は、多彩なメニューの中から「ふぉれす丼」を注文した。
山盛りのご飯、牛肉、ネギ。そしてその上には半熟の卵。エルトナの大森林をモチーフにした、特盛の牛肉どんぶりだ。
「うーん…。甘辛く味付けされたお肉と、まろやかな卵がからみ合って、モウさいこーだねぇー…。牛さんもしあわせだよー。」
料理が上手いシュピをして最高と言わしめたのだから、味も相当な物なのだろう。
実際、ほんとうに美味しい。私はあっという間に、米粒一つ残らず平らげてしまった。
「今度ジュセがかぜひいたら、これを参考にしてつくってみるねー。」
「いや、ああいうのはもう本当に勘弁…。」
あの時のメガ盛り丼を思い出し、心地よい満腹感が一転して吐き気に変わりそうになる。
「えー、まずかったー?全部たべてたのにー。」
「…出来ればね、しんどい時は果物かお粥でお願いするよ…。」
手元にあったお茶を一気に飲み干し、平静を保つ。
会計を済ませ店を出て、城下町へと向かった。


カミハルムイは、城をお堀と城下町が囲むという、他の街では見られない構造になっている。
さらに南北で雰囲気はガラッと変わる。駅のある北側は民家が多く、住民向けの場所。南側は商店や宿屋が並ぶ観光客向けの場所となっている。
私達が宿泊する宿屋も南側にある。まずはチェックインと、手荷物を預けるためそこへ向かうことにした。
「ふー、お腹いっぱい。ゴロゴロしたいねー。」
普段と同じように振舞おうとするシュピをたしなめる。だが満腹の今、歩き回るのも結構辛いのは確かだ。
時刻はお昼過ぎ。さてどうしたものか。
「あ、ジュセー。これー。」
シュピが道端の看板を指さす。
「ん?これは…。 シュピ、でかしたっ。」



私達はお堀に向かって歩き出した。
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